2021夢日記 奇妙な食卓 ji-jyo 10月31日
僕は今年に入ってから毎日、夢日記を書いている。過去のものは月別にマガジンを作成してあります。
昨日の夢はまさに意味不明な展開だった。
始まりはどこかの家庭の食卓を俯瞰した位置から眺めているところからだった。
食卓にはすでにスープやらパンやら朝食に食べるのに相応しいいくつかの料理が並べられている。
そこへ初めにやってきたのは、オレンジジュースの入ったピッチャーを持った若奥様だった。
どうやら朝食の用意はこの若奥様が担当しているようだ。
次にやってきたのは一緒に同居しているであろうそれなりにお歳を召した紳士風の男性。パッと見は特におかしなところはなかったが、これから食事を取ると言うのに、何やら口がモグモグ動いている。あれはガムを噛んでいるのだろうか。
次に現れたのは先ほどの紳士風の男性の奥様だろうか。こっちはこっちで頭にパーマをかけるためのロッドをたくさん着けたままの登場だ。
そして最後に現れたのは若奥様の夫に当たるであろう人物。……。これはもはや理解不能だ。顔には明らかに洗顔途中であろうよく泡立てられた泡をびっしりと付けたままの登場だ。若干、目の回りだけは見えるが、もはや顔全体は白塗りのような状態だ。
『父さんさぁ、いいかげん食事中にガム噛みながら食べるのやめなよ。』
『仕方ないだろ。ガム噛んでないと入れ歯の臭いが気になって食事どころの騒ぎじゃないだから。そんなこと言ったら母さんだって毎回、頭にロッド着けっぱなしはどうなんだ?』
『確かに母さんも母さんだよ。ロッドを着けているだけならまだいいよ。ただ、そのパーマ液の臭いだよ。その臭いだけで食欲が半減する。』
『あら! 何よ二人とも! それよりはあなたはどうなのよ? そんな洗顔途中の泡だらけの顔で。そんなんじゃ一緒に泡も食べちゃうんじゃないの?』
『うるさいな。だったら父さんだってガム飲みこんじゃうんじゃない? なあどう思うよ?』
泡だらけの顔で若奥様に質問が飛ぶ。
顔色一つ変えずに無言で食事を進める印象的な若奥様の表情を見たところで今日は目が覚めた。
とんでもない家族だった。もはや目糞鼻糞を笑う状態だったなと思う朝だった。
さて、明日も夢日記を書いていこう。
【2021 9月夢日記 ~ji-jyo~】
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