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2021夢日記  強制プチ整形  ji-jyo 11月29日


僕は今年に入ってから毎日、夢日記を書いている。過去のものは月別にマガジンを作成してあります。

昨日の夢はとても信じがたい理不尽な展開だった。

始まりはパチンコ屋で働いているところからだった。

割と大きなパチンコ屋の店内には半分ほどのお客さんが入っていてそれなりに忙しい雰囲気だった。

あちらこちらで光る呼び出しランプに追われながらお客さんのドル箱を上げ下げしている状態がしばらく続いたところで、すれ違う従業員の女の子に声を掛けられる。

『いよいよ今日ですね。何センチやるんですか?』

『ああ。僕は0.1㎝だよ。だって本当はやりたくないんだもん。』

『ええー。何でですか? タダで会社がお金出してくれるんだからせっかくのチャンスじゃないですか! 私はがっつり1㎝高くしてもらいます。これでもう鼻ぺちゃとは呼ばせません。何なら目もやってくれたらいいのにな。』

そんな会話をしていたら憂鬱な気持ちでいっぱいになってきたが、相変わらず絶えず光る呼び出しランプの対応に追われ続けた。

今日は会社で強制的に受けさせられることになっている鼻のプチ整形の日のようだ。望む望まないに関わらず、従業員は全員受けなければならないみたいだ。そんなこと聞いたことがないけれど、これは会社の決まりらしい。しかも鼻限定だなんて何だか意味不明極まりない。

しかし今日は良く出る日なのだろうか。やけにドル箱を下ろす機会が多いな。そろそろ疲れてきたと思っていると、インカムで電話が入っていると呼び出された。

いよいよか。望まないプチ整形の順番がとうとう来てしまったようだ。

『もしもし。』

『それでは今からですね、えーと。0.1㎝ご希望ですね。ではエントランスでお待ちしておりますのでお越しください。』

いやいや。別に希望はしていないんだよ。仕方なく受けるんだ。だから最低限の0.1㎝を選んだだけで…。

ああ。自分の順番が回ってきたらいよいよさらに拒絶したい気持ちが溢れてきたぞ。本当に嫌だ。そんな気持ちでエントランスに着くと薄いブルーの白衣を身にまとった医師が二人で出迎えてくれた。

『では2階に手術室をご用意しましたのでこちらへ。』

3人でエレベーターに乗り込み2階へと上がる。ああ。どうしても受けなければならないのか。嫌だ。逃げ出したい。

『あ、あの。ちょっとトイレに行ってからでもいいですか?』

『ダメです。よくいるんですよ。トイレに行くと言ってそのまま逃げてしまう人が。』

くっ。何だか心が読まれているみたいだ。でも施術される前に本当にトイレに行きたくなる人だっているだろ。まあ今の僕は完全に違うけど…。

エレベーターが2階に着き扉が開く。二人の医師が先に降りその後に僕が続く。用意された手術室は薄暗いブルーの照明で怪しく包まれた異様な空間だった。

これはダメだ。とっさにそう思った僕はエレベーターの逆側にある非常階段目掛けて猛ダッシュするところで今日は目が覚めた。

いやー地味に怖かった。望んでもいない整形なんて嫌に決まってるだろ。何だか現実のワ〇〇ン接種の強制みたいな感覚とリンクして憂鬱な気持ちになる朝だった。

さて、明日も夢日記を書いていこう。


【2021 10月夢日記 ~ji-jyo~】


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