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2022夢日記  ガリガリ君と無茶振り依頼  ji-jyo 1月3日

昨日の夢も何だかいろいろとメチャクチャな展開だった。

始まりはレストランの厨房で働いているところからだった。

働いていると言ってもピークタイムは過ぎたからなのか、それともいつも暇な店でやることがないのかわからないが、数人いる従業員はみんな手を止めてくだらないお喋りを楽しんでいるだけだった。

そんな中で僕が何をしているかと言うと、みんなとのお喋りには参加せずに冷凍庫の前で小さな段ボールを抱えニヤけていた。

段ボールの蓋に付いているガムテープを破り捨て中身を確認すると、中には見慣れた色のアイスキャンディーが入っていた。

ガリガリ君 スーパーソーダ味。

スーパーソーダ味? ソーダ味はお馴染みだが、スーパーってのは初めて見たな。そんなことを思いながら、食べたい気持ちを必死に抑え中身を冷凍庫に移していく。アイスをしまうのがこんなに楽しいなんて生まれて初めてだ。

1人で黙々と作業していると仲間の従業員から声を掛けられた。

『なあ、昔サッカーやってたって言ってたよな? 実は今日の試合人数足りなくてさ、お前助っ人できてくれよ。』

『えっ? いや。今はもうやってないし走れもしないからなぁ。』

『大丈夫、大丈夫。人数合わせだと思ってさ。』

本当に大丈夫なのかよ。試合ってどんな試合なんだ? ただの草サッカー的なものだったらいいけれど。

そんなことを思っていたら気付けば厨房にいたはずが一気に場面は飛んでなかなかガチのサッカースタジアムの中にいた。しかもピッチの中央でちゃっかりユニホームまで着させられてるじゃないか。

ど、ど、ど、どうしよう。確かに昔少しはサッカーをやっていたこともあるがそれはもう遠い話しだし、最近は一つも運動なんてしてないんだぞ。これはまずいだろ。それにこれはどう見ても草サッカーどころの騒ぎじゃない。
と、あれこれテンパっていると中央にフリーでいる僕に向かって仲間からのパスが飛んできた。

いやちょっと待ってくれよ。とりあえずトラップしてからそんでどうする?
ゴロで転がってくる優しいパスを震える足で何とか止める。恐る恐る周りを見渡すと左サイドにフリーの仲間が見える。よ、よし。とりあえずアイツに向けてパスだ。ボールをちょんと前に蹴り出し届くか不安になりながらも思いっきり足を振り抜く。ところがどうだ。力み過ぎた足はとんでもないところを蹴り上げてボールは左に向かって高く舞い上がった。

しまった! 違うんだ! 今は右サイドに向けて蹴るはずだったんだ。
そんなことを思った瞬間、裏からキャプテンらしき仲間の怒号が飛んでくる。

『何やってんだ!! 右サイドどフリーじゃねーか!』

いや、わかってたんだそれは。

『それにお前なんで中央にいるんだ! お前は右サイドバックなの!! 早く戻れよ!』

散々な言われようだ。だって気が付いたらピッチの中央にいたんだからしょうがないじゃないかと愚痴が頭に浮かんだところで今日は目が覚めた。

おかしな夢だったが、どうせならスーパーソーダ味は食べてみたかったな。

さて、明日も夢日記を書いていこう。

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