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池上彰が聞く 韓国のホンネ / 池上彰

以前読んだ本で中国の現代史について学んだ。 現代史について非常に疎いところがあり、韓国についてもあまり知らないのでこれを機により知るべく、わかりやすく書いていそうなこの本を読んでみた。 この本は平昌五輪を機に、険悪な日韓関係と近づきつつある南北関係などについて歴史的背景について池上彰氏が現地取材を踏まえて書いた本。わかりやすい一方で、包括的ではなかったり触りの部分だけだったりするのでもう何冊か韓国関連の本を読んでみたいと思う。 ・北朝鮮の対米外交 北朝鮮の対米外交について

    • 独裁の中国現代史 毛沢東から習近平まで / 楊 海英

      大学受験で日本史選択をして以来、世界の歴史に対して非常に疎い反省とコロナをきっかけに中国の体制に興味を持ったので読んでみた。 要約までしていると非常に長くなってしまうので、感想を非常に簡単に。 ・共産党一党独裁の意味 中国の共産党一党独裁がどういう意味か。これは単に共産党がずっと政権を握っているという意味ではない。もしもの話だが、日本に自民党しかなくずっと政権与党であり続けるのとは意味が全く違う。中国においては共産党が憲法よりも尊重され、立法・行政・司法すべての上にくる存

      • 嫌われる勇気 / 岸見一郎 古賀史健

        この本を読んだのは確か3年以上前。当時は紙の本を読んでいたが、紙の本はすべて処分した。それでも改めて読みたくなる本だったのでkindleで購入。 アドラーはフロイト、ユングと並ぶ3大心理学者だが、日本での知名度はとても低いとのこと。原因論を否定し、目的論を唱えている。新しい考え方を知ったというよりも、今まで自分がなんとなく感じていたもの・考えていたことが具体的に言語化されているような感覚がありとても面白かった。 ・トラウマの否定 ここで言うトラウマとは原因論とほぼ同義。作

        • 未来の働き方を考えよう/ちきりん

          働き方本ブーム、定年延長などのトピックが話題になることが多い中で、有名ブロガーであるちきりんが未来の働き方について考えた本。この本の中で、彼女は「ふたつの人生を生きる」方法として、40代で働き方を選びなおす生き方を提唱している。 以下、面白かったところを記す。 ・働き方を変える3つの革命的変化 そもそもなぜ働き方を再考する必要があるのか、働き方について考える人が増えているのか。その背景は大きく3点あると紹介されている。 一つ目は、IT革命。これによって大組織と個人の力関係が

        池上彰が聞く 韓国のホンネ / 池上彰

          プロフェッショナルコンサルティング/波頭亮 冨山和彦

          BCG、マッキンゼー出身の超有名戦略コンサルタントと2名による対談本。 戦略系コンサルティングが80年代/90年代と比較して高度化しているという前提の上で、いかにしてハイクオリティなコンサルティングを実現するかについて話されている。 対談の中にはなぜ日本では変革が起こりにくいのか、コンサルティングファームの若手に推奨したい働き方などの内容もあり、面白かった。 以下、興味を持った点 ・戦略コンサルティングが高度化したワケ 大きく2つ書かれている。 一つはガチンコのグローバル

          プロフェッショナルコンサルティング/波頭亮 冨山和彦

          読書法

          【読む前】 目次を見て、何が書いてあるかを予測する 【読む】 感情を混ぜた感想を書く 【読んだ後】 レビューを書く

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