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文字に起こすと案の定クソほどつまらん昨日の話書きます

出社すると、部署で飲みに行くからとメンバー募集が始まった。2人は速攻で行かないと返答していて、結局4人がイエスらしいのでしょうがなく行くことにした。

入社して2週間もしないときにマネジャーから、昼にピザ頼んだから食おうと言われ一階に取りに行きついでに自販機で好きな物いいよと言われたのでコーラを買った。9階に戻っていざ食べようとすると、500円だけくれる?と言われた。2秒後にオカンがした。

飲み会を速攻でノーと返事した同僚と昼飯を食ってた際、今日の飲み会の請求は果たしていくらなのか?という話になり、おれは「3000円でいいよ(会計が1人頭4000〜5000円くらいだったと仮定して)」一択と言った。同僚は、さすがに全部出すやろと言った。

その後、午後になってちょっとまた仕組みと人に対して許せないことが発生し完全に気分が悪くなった俺は今日やっぱ行かないですわ、と返答した。
すると5時前になって直接ワイの元に今回の幹事(やとわれ)が「定時後すぐ開始、2時間でいいからきてよ」と言いに来た。どうせ自腹でしょ?めんどくなってきたからええわと言うと「(マネジャーが)3000円でいいから!」と言ってると言われ、ほら金額と言い方までドンピシャやないか。こちらはピザで全て本質見抜いたんじゃアホがとちょっと勝ち誇った気分になった。すると、その後他部者も誘ってプラス4人くらい確定したとの追加情報があり、まあならその4人と2時間話して3千円払って22時には家でシャワー浴びて寝るかとまた気分が変わり承諾した。これは、相変わらずカンは鋭くても見込みが甘い奴だな、と痛感するには十分な前ぶりだった。

19時前に会社を出て、すぐ近くの磯が丸い水産に行った。ここなんて地元で朝5時に行った記憶しかなかったので19時のここは異様な空間だった。
結局会が始まると、さらに追加でメンツが増えており11人が会していた。いや全社員のちょうど半分やないか。なんやねんこの暇人酒カスの集まり率とこの地味に初めて味わうこういう系の会社の雰囲気を目にしなんか無感情になった。
やっぱりまともな人間達を装ったマトモじゃない奴らの時間は30分と持たず、一生熱燗が運ばれてくるし25の女の最近できた彼氏とのこれでもかというくらいつまらん話を俺が無理やり周り巻き込む型の脳筋ツッコミでお笑いに持っていこうと頑張り、ちょうど半分の5人にあたるクソみてえな年上どもに対してオイとかんにゃろおテメェとか敬語という造物を殺し場を1番無難に楽しくさせる方向へ舵を切り、90分経つあたりでするっと真ん中の席を立ち端っこの唯一酒カス感が少ない人2名とちゃんとした話をしに移動しちゃんとした話をちゃんとしたテンションで会話するターンに移った。正直その2個下の人は外面はトータルで全くタイプではないのだが、人間的に1番話をする価値があるなという人で、生い立ちの話から妹が北海道に酔狂してしまい移住したタイプであることやスープカレーが好きで巡ったり創作にチャレンジしたタイプの人間であることも発覚し、やっぱ人見る目にハズレなしだなと今年も今年とてカンは安定してるなと実感し勝ち誇った気分になった。

この時点ですでに23時を過ぎており、当たり前だけど終電、ないし久々のオールワンチャンの流れが来たことでしょうがねえ人間だなと痛感した。これは自分に対しても、周りに対しても等しく感じた。あと飲み放題ではないのですでに3000円という望みはとっくに消え、結論6千円払った。
2340に外に出ると、終電で何人帰るのかなと周りを見ていたら、不可抗力で目の前のカラオケ店の受付にいた。何名ですかと聞かれ数を数えると11人いて、11人です。と答えた。料金説明をされ、席のみフリーで3千円、のみほつけると5千円、途中切り替え不可とのことでさっきのサブカルミュージック系人間に「飲み放やめよう、飲みまくる奴いたらそいつに払わせよう」と伝え席のみふりーにした。結論、朝5時に会計を持っていくと1人5700円だった。おれはミュージック系人間に謝罪した。ちなみに3時過ぎに帰ったマネジャーは、5千円札を置いて部屋を後にした。火曜に6千円請求しようや、と言った。

5時間のカラオケはというと、クソみてえに予想できる展開をなぞりつつビルドアップしたクソ空間であった。マトモなカラオケオールしかしたことがない側の人間にとって、こんなクラブみたいな空間は気持ちのいい物では決してないし、俺の払う5700円はどのサービスに対して払ってるんだろうと考えても考えても内訳がわからないような領域展開がなされた。ただ、やはり自分含め男のさがなのか基本的におせっかいや気配りをしたい、できるタイプの人間では全くなく、グラスが空いてなくても次の飲み物を聞かれ、運ばれてきたレッドブルのテキーラを歌ってる最中の人に間奏でグラスに入れられマドラーで混ぜられ、ポテチを高速で口に運ばれ身体が常に接触していると、やっぱスナックに払うお金はこの何もしなくても何かが連続的に身の回りで展開され続けることにあるよなと久々に感じてしまった。正直その一個上の人は唯一外見はドストライクで彼氏とも別れ話してるといただき系ではないものの完全に貞操観念はラフで今日じゃなくても近々ちょっとカッコつけて言えばワンチャンはあるだろというのがわかるのだが、職場では一生2度とリミットを超えないと誓っている身としてはなんとかアプリのトーク欄を開くことでいっときの自分の脳に蓋をした。
肝心のカラオケだが、あの妹北海道洗脳女子が音楽属性なだけありめちゃ歌声がよい。本人に言ったら負けだから決して言わないが、この耳障りに3000円出していることは否定できない。唯一カラオケオールで良いインプットだなと感じる、歌がうまくて歌声が好きな女子が1人はいるということの恩恵を眠気と疲労と酔いの中で必死に享受していた。

始発の日比谷線はバカみたいに人が乗っていた。こいつらはどんなクソみたいな一夜を過ごして今ここにいるのかなと2秒だけ考えた。6時前に家に着くと、猫が聞いてないぞオラと頭突きしてきた。ごめん、急だったから言わずに家でたんだよねと謝罪した。猫がラインを使えなくてつくづく良かったと感じる。いつ帰るとか言わなくても実質許されることになってるため。
相変わらず全身に疲労がエグいのだが布団に入り目が覚めると、まだ10時だった。もはや時間という概念がいらねえなと、こういうときに何回これまでも感じてきたのだろう。

地元の転職支援アドバイザーとの面談日が来週に決まった。取り急ぎ2件求人も添付されてきたが、一つは半年前の転職活動でもエントリーだけして書類通過後に冷めてシカトした会社、一つはチェーンの個別指導塾だった。きっと今から求人をチェックし続ける習慣をつけとかないと、地元の求人で俺の心を動かしてくれるやつに夏までに会えないことがわかっているので動くことにした。プラン、希望、信念などはない。そこにあるのはただ、山積みになっているやりたくないこと、嫌いなこと、避けたいことのリストである。


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