ひっそりと止めを刺しに来たかのようなWindowsアップデートさん
個人的に認識してるのは2月初旬位から。
あちこちで、パソコンの挙動がおかしいとかネットワークディスクが変になったとかなんとか。
実際、あれこれ起こっていて今、公になってないし騒ぎになっていないけどもしかして行政機関や行政法人等でも問題が?なんて気がする様な事が多いのですよね。
発端は、データ消失
2月初旬にと書いていますけど、実際には11月前後に顕著だった様な気もします。
例えば、アップデートされた後にデータが消えているとかね?
勿論、Win10の方で消えている様ですし、普段使ってないデータ(古い写真データ等)が消えている等で、当初は取引先事務所の事務員さんが辞めていく時逆恨みから消した?なんてことを疑っていました。
が、それにしちゃあ、古いデータばかりでなんともな?と言うのと再利用がされにくいもの、クラウドに行っていないもの等なのでなんか変だな、と。
その時は、操作ミスかなあ?と思って処理しましたが……。
2月、アップデート後にパソコン死す
アップデートに時間がかかりすぎている時に気づくべきだったww
なんて今なら思いますが、2月頃にWin10のパソコンがアップデートしたらうんともすんとも言わないって事件に会いました。
正直いって時間がかかったことで、マザーボードがお亡くなりになったんですかね?程度なんですが、普通に考えて動かないはずはない。
この時点では試しにメモリを交換して復帰てな面もありましたのでメモリの寿命かね?なんて思ってたりしました。
が、この時点で重要なポイントを見逃していたのです!
というか、気にしていなかったのです!
アップデートに時間がかかっても問題が起こってないパソコンもあるのは事実なので個体差って認識で済ませていましたが、個体差=機械的な問題として考えずにWindowsにありがちなビルドのバージョン違い等をもっと気にしておく必要あったんですね。
この問題が発生して以降、仕事先の事務所パソコンとネットワークが不安定なんて話しがあったんですから、そこも確かに機械的には寿命な時期(10年オーバー)なもんが入っているのですからそこを気にする必要はあった。
しかし、アップデートが長々とあってからの情報もあったんだからもっとそこを気をつける必要あったんですね。
3月、ネットワークディスク未フォーマット事件!
そして3月中旬のアップデートの時にですね、仕事先(取引先)のネットワークディスクが突然、ふわっと認識しなくなったそうです。
Win10のアップデートがほぼ完了したかのタイミングで消えてるんで不安は不安ですし、挙動がおかしいからバックアップはしといたほうが良いといった矢先です。
この結果、数週間を要する事態になったんですが本来は10日もあれば急ぎなら対処できる案件だそうですね。
私もソフトを買えば対処できましたが、確実にデータ復帰を狙っての事で業者に頼んだのですが、何故かその業者も一ヶ月近くを要する事に。
4月頭に漸く戻ってきたデータを新しく購入したネットワークディスクに入れて社内ネットワーク再構築って状態になりますが、アップデート後のWin10マシンは他のPCを認証しないわネットワークディスクも普通には読み込まないわ…。
聞けばネットワーク関係のドライブやセキュリティのアップデートがビルドバージョンの違いによってエラーを起こしたり破損したり。
そうなるとちょっと時間を取って整備しないといけないですしそもそも本業は、そういうシステムエンジニアではないと言う話もあるんだけど、やるしかない。
ハブやネットワークケーブルの交換等で対処してたんですが、困ったことに。
恐らく、オフィスオートメーションな会社は予想してなかったw
なんで、小さい事務所で床下にケーブルを這わせるかな、と言うね?
ケーブルを這わせるなら余裕のある物使えば良いのになんでギリギリサイズの保護ケース使うかな…。
ケーブルの交換ができるかって言うとできない状態。
だってケーブル2本がやっとな口径で、ケーブル太いのと電話用のケーブルって言う形で変に引っかかる。
蛇腹状の部分が引っかかるんだよ…。
オフィスオートメーションやIT化を進めた企業てのは、多くが技術素人です。
ちゃんとしたエンジニアや開発者の助言を得ることなく事を進めているのが多いのですね。
ですので、技術の進歩がどうなるか?までは予想出来ない状態が多いのです。
勿論、エンジニアや技術者、開発経験者や研究職等を雇っている所もあるにはあると思いますが、過去のITが!とかアウトソーシングが!とかネットワーク化で仕事効率化!みたいな事だけを言ってるような事務所は恐らく、そんな専門知識をもった企画・研究部門は持ってないのがほとんどなんですよね。
故に、その場その時、その状況での最新!を勧める訳ですが先を見ていない。
当然、OSが進化する事や機械が性能をアップさせる事、ネットワーク機器の進化や変化等には無頓着でその時売れるモノを売りやすい様に売る営業マンが重宝される状態なのです。
買ったときだけ最新です。
使い始めた時から、最古参扱いとしておいた方が良いのですね。
ネットワークの速度やケーブルの進歩や変化、また無線LANの不安定さ(実は雷雲がいるだけでもやばい時はある)等、そうおうの知識を持っているのでないかぎり、事務機器やOA機器を新型の某ってのはその話の時点で新型。
現在の日本では開発力も研究力も落ちているとは言われていますが、海外の製品も入ってきているのですから、進化速度は加速していると言っても過言じゃない。
ましてや、十年以上前ならまだITバブルの残留放射が残ってる時代だし。
結果、当日最新の状況で設定されたものや設置されたケーブルはまあ、なんだ。
ちょっと使いづらいよ…。
大体、メインのケーブルまだカテゴリー5eだし…。
ここを変えるとか色々あるけど、予算当初はそこまで考えてなかったから出してないし。
ITやIcT関係は先を予想しよう
ちゃんと仕事をできるIT技術者だ、先端技術開発者だエンジニアだってのは結構SF好きが多いですよね。
そりゃ当然って感じでして、技術の進歩や変化、進化等を予想する事が仕事であると同時に趣味から仕事を選んだ様な人も多い訳です。
となると当然SFを嗜んでいる訳ですから、今ここでこうしたら先行きやばいよねって設定を考えるのはあるんですよね。
サイバーパンクが流行った時、あの外側にウネウネグネグネとケーブルが出ているのをダサいとか技術の進歩を考えてないとか言った自称SF評論家とかいましたし、スター・トレックの様なユニット交換で新規のシステム対応!みたいなのを夢見すぎ!と言う技術に詳しい映像評論屋みたいなのもいましたけど、現実にはその方向なんですよね。
例えば、日産(ま、色々ありましたが)なんかも最終的に目指すのはナイト2000、KITTだったりするのはあるんですね。
あのユニットやシステムの交換で対処できる機能って、やっぱ必要だしそれができてこその先端技術。
現実にだってAFTI=アドバンスド・ファイター・テクノロジー・インテグレーションなんて言って、近代化のためにユニットや装備、一部の交換等で先端技術を搭載なんて事もやってたりするんですね。
(F-15がいい例)
つまりWin10は…
OSのアップデートで最新の機器に対応できるようにするって面と同時に旧来の機械、機材でもアップデートに合わせた装備の交換や部品のアップグレードなどで対処できる、と言う設計思想があると言う事が予想できます。
実際になんで、そんな被害がでたかってのは古い機材であればあるほど起こっている等をみると、OSアップデートと機材アップグレード、部品の最新化等で対処できる効率性を目指していたと言う事が考えられるし予測できます。
しかし、世界は不況の風が吹きまくりかんたんにあれを買えたりこれを買えたりはできない時代。
スマホのパソコン化が進む一方、オフィスは旧来の型で対処しないといけないなどちぐはぐなんですよねえ。
OSのアップデートで最新に、なんてのは所詮予想だろ?と思うかもしれませんが、今私達が使っているスマホがその構造を持っています。
その気になれば、iPhoneなんて5年以上使えますしアンドロイドだってなんだって、機材の対処や保守をちゃんとやればかなり最新あるいは最新に近い性能を維持できるんですよね。
この事を考えて、Windows10やMacOS等をみるとどんどんスマホやタブレットに近い構造を目指しているのが判ると思います。
現実にどう対処できるかは抜きにして、企業としてその方向で進化させて市場を変化させる動きはあると考えていかないといけないし、タブレットやスマホが一般化してもうどれだけ経っているんだ?って話です。
未だに旧来のオフィスオートメーションを提案してる様に見える事業者がいたら即カットで良いと思いますよ。
Windowsに限らずPCのOSはいま変革の時代です。
タブレットライクなインターフェースを見れば判るように、旧来のパソコンの考えではついて行けない、対応できない部分が目だってきています。
旧来型、つまり20世紀末のパソコン環境に対して新しい形に強引にでも変えようとしてきているって言う風に見れば、Windows10のアップデートは古いIT機器やIcT関係に止めを刺しに来ているっていうふうなのがあると感じるのではないでしょうか?
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