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新しい恋をした

初恋について書いたことがある。 "うずくまったまま動けない"を書いた去年の冬も彼のことを思い出さない日など一日もなかった。 毎日苦しかった。たくさん、本当にたくさん泣いた。 そんな初恋に5年ほど囚われていた私が恋をした。新しい恋をした。 長い間友達として過ごしてきた人が恋人になった。正直今でもまだ実感が湧かない。 私達は友達としてたくさん会っていたし、色々な話もしてきた。 私は彼を異性としてみたことはなかったが、一人の人間として好きだったし、 友達としても大事な人だった。

    • 生きづらさ

      一言で人の機嫌がわかってしまう。 声のトーン、抑揚、表情、仕草、視線から。 なんか気に入らないことあったんだなとか。 機嫌がいいなら特に害はない。 機嫌が悪いことに気がついてしまうと気をつかってこっちが疲れてしまう。 今声かけて大丈夫かな?まだ待った方がいいかも さらに機嫌を悪くさせるような言葉を言ってないかな? なぜこうも感じ取ってしまうのだろう。 機嫌が悪くなった理由が自分のせいではなくてもその場にいることが苦しい。息が詰まる。 視覚、聴覚から入る情報に人よりも過敏にな

      • もうこの世界にいない人を想う

        死んだら必ずしも天国に行けるわけじゃないらしい。 悪いことしたら地獄に行くかもしれない。 でも悪いことの基準ってどんなだろう。 仙人みたいな人しか天国には行けないのかも。 嘘ついたことすらないような善人じゃないと。 そりゃあ勿論、良い人でいたいけど 24時間、365日良い人なわけじゃない。 時には些細な事でイライラして人に当たってしまうかもしれない。 上手くいかないことを他人や環境のせいにしてしまうことだって。 気に入らない奴だっているし、いなければいいのにって思う人だって

        • 好きなものが響かなくなるとき

          好きなものがもう響かなくなるとき。 その時が来るのが怖い。 どんなに好きになってハマってもだんだんと熱が冷めて違うところへ関心がいく。 これは永遠だ!永遠に好きなんだ! これしかない!この人しかいない! そう思ってのめり込んでいたのに。 突然、響かなくなる。 なんかもう好きじゃないかもって終わる。 そしてまた新しいものを見つけて熱中する。 しばらく他のこと考えられなくなるくらいに。 だから好きなものをつくることが怖い。 その好きは有限であることをわかっているから。 物だけじ

        新しい恋をした

          携帯なんてほんとはいらない

          SNS疲れなんて言葉も良く聞くようになった。 携帯を持っているのが当たり前の時代になった。 今の小学生は外でドッチボールするよりも携帯ゲームをしている子の方が多い。 ベビーカーでスマホを見ている子供もいる。 なんでも検索して調べられる時代。 映えを求めてなんであろうと連写する。 インスタは系統揃えて色味加工。 足太いから細く加工、顔も削って出来上がったのは別人。 無限にある15秒の動画に何時間も費やす。 ステマだのインフルエンサーだのもうたくさん。 誰と誰が付き合ってる、不倫

          携帯なんてほんとはいらない

          うずくまったまま動けない

          ずっと、忘れられないひとがいる。 その人が初恋だった。 幼いながらに付き合っていた。 その頃は"付き合う"なんて口約束みたいなもので、子供である自分たちにはそれほど効力を発揮しなかった。 それでも付き合っていたんだ、幼いながらに。 3年ほど付き合っていたけれど手すら繋がなかった。繋げなかった。 とてもピュアな恋をしていた。 私はシャイで感情表現がうまくできないタイプだった。それに比べてその人はとてもオープンな人で学校中の誰もが知ってるような有名なひとだった。友達だって多かっ

          うずくまったまま動けない