12/25 ニュースなスペイン語 MIS-C:小児多臓器炎症症候群
タイトルのMIS-Cは英語の「Multisystem Inflammatory Syndrome in Children」の頭文字を取った病名だが、今日参照した記事には、スペイン語で「síndrome inflamatorio multisistémico」と書いてある。
小欄でも時々紹介する「科学研究高等評議会(Consejo Superior de Investigaciones Científicas)」の研究チームが、このMIS-Cのメカニズムを解明したというニュース。
MIS-Cはコロナに感染した子供1万人の内、1人が発症(prevalencia)するらしいので、あまり頻繁に起こる症例ではない(poco frecuente)が、症状は極めて重い(muy grave)という。
発熱(fiebre)、発疹(erupciones) 、腹痛(dolor abdominal)といった症状が出るらしい。
発症の詳しいメカニズムは割愛するが、12月5日の記事でも紹介したような、スペインの研究者たちが、医学や科学の分野で、爪痕("深さ"や"長さ"はともかく)を残したというのが嬉しい。
ブラボー!
写真はイメージ画像。
ちなみに、今回参照した記事の、MIS-C のスペイン語訳は「síndrome inflamatorio multisistémico」で、「小児性」を表す「-C」が不在だった。
ちょっとググってみると、英語をそのままスペイン語に置き換えた「en niños」を付けたり、「小児(科)の」を意味する「pediátrico」を付けたりした術語も出てくる。