8/16 ニュースなスペイン語 Gazpacho:ガスパチョ
昨年の今頃(8月19日)にもガスパチョのレシピを紹介した。いろんなガスパチョのレシピがあったが、今年もまた、変り種が登場した。
今回のレシピには「ブルーベリーガスパチョ(gazpacho de arándanos)」とある。
どんな効能(beneficios)があるかというと……
まず、ブルーベリーには抗酸化作用(antioxidantes)がある。
そして、腸の作用(tránsito intestinal)を活発化し、抗菌作用(acción antibacteriana)を高め、免疫システム(sistema inmune)を強化するという。
さらに、歯や骨に必要なコラーゲンを形成(formación de colágeno)し、新陳代謝と活性酸素を正常化する(regulan el metabolismo y tienen acción oxigenante)。
これが、ブルーベリーは最も身体に良い食材(los alimentos más saludables)のひとつと言われるゆえんだ。
そんなありがたいブルーベリーのガスパチョのレシピは以下の通り。
トマト1キロ、ブルーベリー500グラム、きゅうり1本、ニンニク1片と塩と生ハム。お好みで酢。
AOVEはテクストラバージンオイル(Aceite de Oliva Virgen Extra)の頭文字(sigla)をとったもの。
どうやら、ブルーベリーにしか出せない美味さ(un toque único y delicioso)が加わるらしい。
とは言え、決してトマトが安くない日本ではトマトジュースで代用が良いか。
あと、ブルーベリーは近所のスーパーには売ってないし、ネットで調べてみると、500グラム、な、なんと、3000円台。
当然、エクストラバージンオイルなど、高嶺の花。
日本でレシピ通り作るのは、まだ、難しいかな…。
記事には、サクランボ(cereza)、スイカ(sandía)、ビーツ(remolacha)、マンゴー(mango)などを使ったガスパチョのレシピのURLも載っている。
来年はどんな変り種が登場するか?
写真はブルーベリーガスパチョ。
ちなみにブルーベリーを意味する「arándano」は「リンボク(写真1)」を意味するケルト語(ara)と「キョウチクトウ(写真2)」を意味するラテン(rodódendron)が合わさって出来た語。
キョウチクトウには毒があるらしい。
なぜ、有毒植物が組み合わさった語が、身体に良い果実を意味するようになったのか、分からない。
出典
https://www.rtve.es/television/20230807/receta-gazpacho-arandanos-tomate-tradicional-natural-verano/2453564.shtml