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6/1 ニュースなスペイン語 Fin de mascarilla:マスクの終わり

5月31日現在、スペインでのコロナ新規感染者数は9732人、亡くなった人の数は48人。10万人あたりの感染者数は 122人。累計で、感染した人は367万8390人、亡くなった人は7万953人となった。

ワクチン接種をした人は922万1285人で、これは国民全体の19.43% に当たる。ワクチン接種(vacunación/administración)は着実に進んでいるという印象だ。

こうした状況下で、専門家委員会の代表フェルナンド・シモン(Fernando Simón)は6月の中旬から末の間で、屋外での(en exteriores)マスク使用の終わりは「実現できる(factible)」と述べた。

感染者数と死者数は累積では日本のはるか上をいくスペイン(ちなみに日本はそれぞれ75万98人、1万3174人)―。しかし、新規の死者数はスペインは日本をはるかに下回った(日本は101人)。

そんなスペインで、ついに、マスク不使用が視野に入った。マスクを取り外すことは、アメリカをはじめとする国で、コロナとの戦いの戦利品として位置づけられている。

室内でのマスクの不使用や文化活動の再開など、まだ、スペインが手にしていない戦利品はある。が、その戦利品には着実に近づいてる。

写真は専門家委員会代表のフェルナンド・シモン。記者会見では、委員会での決定事項を淡々と述べるが、時々オチャメな素顔を見せるシモン。