見出し画像

4/16 ニュースなスペイン語 Desokupa:追い出し屋

これはダニエル・アステーバ(Daniel Esteve)なる人物(写真)が代表をつとめる民間の会社(empresa privada)の名前。

Daniel Esteve

Desokupa.com と検索すると、この人の写真がバーン!とトップに現れる同社のサイトが出てくる。

もう、何というか、「屈強」ということばはこの人のためにあるんだろうな。

閑話休題。

スペイン語には元々「ocupar」という動詞があり、これは「占拠する;占める」という意味。

一方、発音は同じだが、cをkに換えると、「所有者の許可なく、不法に建物を占拠する」と、かなり限定的な意味を帯びる。

そして、不法に他人の家を占拠することを「okupa」、そして、そうした不法占拠をやめさせることを「desokupa;desalojo」という。

2017年にokupaの記事があるので、このころには、すでに、社会問題(problema social)になっている。

さて、12日の早朝(primera hora de la mañana)、マドリード市のマハダオンダ地区(Majadahonda)で、追い出し屋「Desokupa」と不法占拠を行う集団(ocupantes ilegales)との間で衝突(incidentes)があり、治安警察(Guardia Civil)や地元警察(Policía Local)が出動した。

追い出し屋のメンバーらが不法占拠されている建物に立ち入ろうとしたところ、内部からは、素手(golpes)や物を投げて(han arrojado objetos)抵抗があった。

追い出し屋の従業員のひとりが、刃物(arma blanca)によって、軽い切り傷(pequeño corte)を負った。

また、不法占拠のメンバーらは、衝突の模様を中継していたリポーターたち(reporteros que cubrían la noticia)にも危害を与えようとしたらしい。

警察への取材によれば(de acuerdo con fuentes policiales)、当該の不法占拠は依然として続いていて(los okupas siguen en el interior)、逮捕者は出ていない(no se ha practicado ninguna detención)。

今回は追い出し屋が返り討ちにあった形だが、この業種も、中々、ビミョーな立ち位置。

触法ぎりぎり(puede rozar la legalidad)などと称されることもあるみたいで、かなり、手荒い方法で、悪質な占領者たちを成敗しているらしい。

この問題はまだ、尾を引きそうだ。

写真はマハダオンダ地区の不法占拠されている建物と抵抗を続けるメンバーのひとり。

出典
https://www.larazon.es/madrid/violentos-incidentes-intento-desalojo-edificio-okupado-majadahonda_20230412643662507e9ad3000165dc04.html @larazon_es など

読者の川上さんからの指摘により、本文を一部、加筆・修正しました(4/19)。毎度、ありがとうございます。