見出し画像

5/8 ニュースなスペイン語 Coronación:戴冠式

先週の土曜日に英国ロンドンで行われたチャールズ3世の戴冠式は、エリザベス即位から70年ぶり(por primera vez en setenta años)ということもあり、大々的に報じられた。

そして、今日のスペイン国営放送(RTVE)のニュースサイトには、チャールズ3世戴冠式(Coronación de Carlos III)という特集コーナーができるほど。

タイトルだけ見てみると…

◆戴冠式のお祭り気分がイギリスの通りを埋め尽くす:ピクニックあり、ダンスあり、王冠あり、生演奏あり(La fiesta de la coronación toma las calles del Reino Unido: picnics, bailes, coronas y música en directo)
◆イギリスの反君主制の群衆が、戴冠式中のロンドン警察の横暴ぶりを批判(Los antimonárquicos británicos critican la "mano dura" de la Policía de Londres durante la coronación)
◆チャールズ3世とエリザベス2世:ふたつの歴史的な戴冠式を検証(Carlos III frente a Isabel II: recorrido visual por dos coronaciones históricas)。

などなど、まだ、たくさんの記事が出ている。

君主制を取るスペインとしては、いろいろなところが気になるのだろう。

日本からは秋篠宮夫妻が戴冠式に招待されたが、スペインからはフェリペ6世(Felipe VI)・レティシア(Letizia)夫妻が現地に赴いた。

国王夫妻は、戴冠式の前日に現地入りし、わずか約24時間、ロンドンに滞在しただけだった。

なお、フアン・カルロス1世・ソフィア上皇夫妻の参列は叶わなかった(Los reyes eméritos de España, Juan Carlos y Sofía, no estarán presentes)。

招待者リストが確定する数週間前、上皇夫妻も招待されるか、などと報道もあったのだが……(4月12日)。

国王夫妻は式典参列後、ただちに、スペインに帰国。

フェリペ6世は同日夜、セビージャで開催された国王杯(Copa del Rey)のサッカーの試合を観覧し、通常公務に復帰した。

いはやは、なんという、ハードスケジュール。

写真は戴冠式に出席した国王夫妻。

出典
https://www.rtve.es/noticias/20230506/felipe-letizia-asisten-coronacion-carlos-iii/2444109.shtml