「公認会計士に絶対なる!」現役予備校生の勉強の本音を聞いて来た![前編]
こんにちは。
「公認会計士」についてわかりやすく伝える活動をしている、通称「ゆる広報部」です。
今回は、公認会計士試験合格を目指して予備校に通っている現役学生4名に集まっていただき、色々とお話をお聞きしました。「公認会計士を目指したきっかけ」「勉強の仕方」「大学との両立」「つらかったこと」などなど、4名それぞれの個性溢れる本音エピソードが聞けたので、これから目指す方の参考になると思います。
ぜひ最後まで読んでみてください!
公認会計士になろうと思ったきっかけは?
大手予備校に通う、現役大学生4名に集まっていただきました。
よろしくお願いします!
ーー さっそくですが、みなさんが公認会計士を目指したきっかけを教えてください
戸田さん:
私は親が自営業のため商売のお金の出入りに興味を持っていて、最初は税理士の勉強をしようと思ったんです。でもどうせ学ぶなら税のことだけではなく、もっと広い範囲を扱える公認会計士を目指してみようかなと思って。
そう思い始めたのが高校生の頃だったので、公認会計士の資格取得をサポートするプログラムがある大学を選びました。
篠田さん:
僕は大学1回生の時にパンフレットを見て、公認会計士を知りました。
高校までずっとサッカーに打ち込んで来たのですが、怪我をしてしまって。
サッカーをしていた時間が空いてしまったので、大学の4年間を使って何か資格に挑戦してみることにしました。はじめはなんでもよかったのですが、いくつか候補をあげた中で「一番給料がいいやつを取ろう!」と決めて。それが公認会計士でした。
宮下さん:
僕の場合は、「公認会計士になりたい!」という気持ちで始めたのではないんです。
実は……もともと国立大学を目指してたのですが、落ちてしまったんです。それが悔しくて悔しくて。
大学で簿記の授業があって、その時に先生から「公認会計士の資格があれば大学(学歴)なんて関係ないよ」と言われて。これだ!と思いました。「俺に学歴はきかん!学歴など超えてやる!」という気持ちで。今は悔しい思いをバネに、ただただ良い点を取りたい思いで走っています!
斎藤さん:
大学1回の時に、公認会計士の方が来てお話をしてくださるガイダンスがあって、その時にはじめて知りました。
とてもお話上手な女性で、「公認会計士はいいよ〜!」「女性も働きやすいよ〜!」というお話を楽しく聞かせてくださったんです。でもあまりにもお話がお上手だったので、「こんなうまい話があるかなぁ?」って疑ってしまいました(笑)
次の年にもう一度ガイダンスを聞いて、「やっぱりいいな」と改めて思ったのですが、その時は「挑戦すると決めたら勉強が大変だよね……大学の楽しい生活を捨ててまで……?」とすぐには決められませんでした。
ひとまず独学で簿記の勉強を始めてみたら意外と楽しくて。日商簿記2級に合格した時に、「よし!頑張ってみよう!」と心が決まりました。
2回生の冬に調べたら、今から予備校に入学して大学在学中に合格するスケジュールがあると知ってすぐに飛び込みました。
ーー みんな本当にそれぞれなのですね!!高校の時に心が決まっていたり、打ち込めることを探して見つけたものだったり、悔しさをエネルギーにしたり。物語がありますね。
ちなみに斎藤さんのきっかけとなった、ガイダンスでお話した女性公認会計士というのはゆる広報のメンバーです(笑)とっても喜ぶので伝えておきますね!
予備校を選んだポイントは?
ーー では、なぜこの予備校に決めたのか、選んだポイントを教えてください
戸田さん:
うちの大学は、ここの予備校の先生が来てくれて大学内で講義を受けることができるんです。あえて他に行く必要もないため、同じ大学の人はだいたいここです。
篠田さん:
大学の資格課へ相談に行き、「それだったら、ここ」と教えてもらいました。うちも大学に予備校の先生が来てお話を聞く機会があったので、他の予備校のことはよく知らないままでしたが、決めました。
宮下さん:
うちの大学も先生が来て授業が受けられたので悩むことなく、一択でした。戸田さんと同じく、うちの大学で公認会計士を目指す人もほとんどここです。
斎藤さん:
私の場合は逆で、周りの人とは別の予備校を選びました。私は負けず嫌いなところがあるので、知ってる人に囲まれていると周りを変に気にしすぎてしまうかなと思って。
パンフレットをもらいに行った時に、誰も声をかけてくれず雰囲気がなんとなく冷たい感じがした学校は選ばずに、個人カウンセリングをしてくれて先生と距離が近く話しやすいと思ったこの予備校に決めました。
ーー 知り合いがいる環境がいい人、知り合いがいないほうがやりやすい人、それぞれなのですね。自分の性格をよく掴んで環境を選んでいて素晴らしい!
予備校で友達ができる?友達っていたほうがいい?
ーー 予備校で友達はできましたか?また、友達はいたほうがいいと思いますか?
戸田さん:
うちの大学では、公認会計士講座を受講する生徒同士が仲良くなれるように、顔合わせ会や合宿などのイベントがあったんです。とても良いきっかけになりました。
予備校でもその流れのまま同じ大学の子とばかり関わっていたのですが、自習室に通っているとたまたま高校が一緒の人がいて、そこからどんどん交友関係が広がっていきました。
私の場合、友達がいなかったらずっとやっていくのは厳しかっただろうなと思います。
例えば、朝8時から「答練」(答案練習会 - 模擬テストのこと)があるんですが、出席していないと友達から「今日来てへんやん?」と連絡があったり。そうやってみんなでモチベーションを高め合っていました。
篠田さん:
僕の大学は公認会計士を目指す人は少ないんですが、同じコースで勉強を始めた人のひとりがたまたま知り合いがものすごく多くて、おかげで一気に交友が広がりました(笑)
上級生から資料をもらって予習ができたり。上下が繋がっていると情報交換ができて勉強もやりやすいと思います。
宮下さん:
僕は最初よくわかってなくて、まだそこまでガッツリ自習室に通うタイミングでもないのにずっと朝早く自習室へ通っていて。上級生が「なんかずっと早くきてるぞ……」となり、いつの間にか話す人が増えていました。もしかしたら電卓がうるさかったとか別の目立つ原因があったのかもしれませんが(笑)
元々同じ大学の友達がいたんですが、だんだん勉強の温度感が違って来て、新しい友達を開拓していきました。
斎藤さん:
私の場合、授業が進んでやっと繋がりも増えて来るかなと思ったタイミングでコロナが……。自習室が使えない今の状況は少し寂しいですが、予備校で新しい繋がりは増やしていきたいです。
ーー コロナ禍で状況が変化しやすい今、勉強に取り組んでいる予備校生のみなさんは本当に不安ですよね。早く状況が落ち着くことを願うばかりです。
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後編では、
・大学との両立について
・勉強を始める前と後で生活のギャップ
・試験前の1日のスケジュール
など、お話をお聞きしてます。
ぜひ読んでみてくださいね。お楽しみに!
大学のガイダンスでお話をした女性公認会計士、桂の記事はこちらです。
「女性も働きやすいよ〜!」は本当です!(笑)
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