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【ジコウするおとなたち #1-③】合同会社よかごつ代表社員CEO/ 大堂良太さん

こんにちは!株式会社ジコウで記事ライターをしている遠藤はなです!
前回に引き続き、大堂さんのインタビュー記事をお楽しみください✨

〈こんな人におすすめ!!〉
営業職で今働いているけどモヤモヤしている人
・今の仕事が、将来どう役に立つか不安な人
イキイキとはたらくおとなのリアルを覗き見したい人

※この記事は、7分で読めます。

①の記事→https://note.com/jicou_works/n/nea25dc9bb264

②の記事→https://note.com/jicou_works/n/n0a725e85567d


自己肯定感と他者貢献感が原動力、そして幸せ

――ジコウという社名にちなんで、大堂さんの考える”ジコウ観”について伺いたいです。大堂さんはどのようにしてこの”ジコウ”を実践しているのかということを教えてください。

*ジコウ=自ら考え、行動し工夫しながら幸せになること

僕は、二つ、自己肯定感他者貢献感というキーワードを大事にしています。
なんか自分から考えて行動できる人って、基本的に自己肯定感が高いと思うんです。というのも、自分が満たされてないと相手に何か与えたりとかギブしようっていう精神状態にならないと思うんですよね。だから、まず自己肯定感が充足されてるかどうかが大事だと思ってて。

そして、自己肯定感を高めるためには他者貢献感が大切だと思います。同時に他者に貢献してるっていう自覚を持ってることも。二つでセットみたいなもんなんですけど、他者貢献をすると、ありがとうとか感謝の言葉を受けて、自分がそこにいてもいいんだっていう思いが生まれてそれが自己肯定が繋がります。この自己肯定感と他者貢献感が感じられてたら、自ら考え行動し、工夫して自分も幸せになるし、相手に幸せを与えられる人になるんじゃないかと思ってますよね。

それを実現できるツールが、寮生活です。寮の生活には、”おはよう”とか、”ただいま”、”おかえり”が存在し、日常的に自分がそこにいてもいいんだっていうことを感じられます。このように自己肯定感が高まる機会が、コロコロ転がっているんですよ。一人暮らしだとこれがまったくないですよね(笑)

ちょっと宣伝みたいにはなってしまうんですけど(笑)、熱風寮だと地域の繋がりもあって、寮生は地域の方から、「今日の地域清掃活動に参加してくれてはかどったよ、ありがとう」や、「勉強を教えてくれる九大生が近くにいてよかった」という言葉を掛けられます。地域と関わる中で、感謝の言葉が自然と転がっています。なので、熱風寮は、自己肯定感・他者貢献感の両方を高められる場になっているのではないかな。


――たしかに。私自身、一人暮らしを始めてから、原動力の根幹が「自分」に変わった気がしていて。実家にいるときは家族が原動力だったんですけど。

その意味でも、寮には力があるのかもしれないですね。
遠藤さんにも何か、”他の人のためにこれをしたい”と思えるものに出会ってほしいです。

――でも発想力とか、全然ないんです。新しいことを始めたり、発想したりするのが苦手で。大堂さんは何がきっかけで起業しようと思ったんですか?

10代の今から起業とか、そんなのできたら天才ですから(笑)、まだそれでも大丈夫だと思います。僕自身、よかごつを立ち上げるきっかけになったのは、30歳の時に行ったビジネススクールでの自己分析です。その時に、「1回の人生で何ができるんだろう」「後悔しない生き方って何だろう」っていうのを考える時間が作れたことは結構大きかったです。


生きるための資本は、つながり

――他の記事で、「人間が生きるための資本はお金だけじゃない」とおっしゃっていたと思うのですが、大堂さんの考える「生きるための資本」について教えてください。

資本という言葉を、生きるためのベースになるものとして捉えるなら、僕の生きるための資本は”つながり”ですかね。

家族の繋がりでもいいし、職場の”つながり”でもいいんですけど。”つながり”がないと、人は生きていけない。人間の脳には、根源的な欲求に”つながり”があると思うので、そこが充実してるかどうかには幸福度も比例するんじゃないかな。実感としてね。

だから、「富裕層だからといって、幸福感を感じているとは限らない」という話はよく聞くけど、そういう意味で「生きるための資本」は”つながり”じゃないかなと。それが人生の豊かさに繋がると思いますね。



インタビューをしてみて

今回のインタビューでは、”自ら行動して幸せになるためには、自己肯定感と他者貢献感がキーワード”という言葉が印象的でした。

この二つは、別のものだけれど相関関係にあって、自己肯定感が上がれば他者に貢献しようという原動力になり、他者貢献して「ありがとう」と言われれば、自分はここにいていいんだ、と感じられて自己肯定感につながる。それがまた、新しい原動力につながっていく・・・。そんなサイクルになっているんだと思います。

私は、将来お仕事としてしたいことがまだ明確には決まっていませんが、今回のインタビューを通して、将来を考えるうえでの新しい価値観が加わりました。自分の得意なことかどうかのみが自分のやりたいこと(フレームワークで言う、willの部分)だと思っていたけれど、自分のやりたいことの価値基準には、”自分以外の誰か”の役に立つためにやりたいことは何かというものが入ってくるのだと。

はたらくって辛くて大変なことだと思っていたけど、その”はたらく”を通して自己肯定感と他者貢献感を構築し、それで幸せになれるなら、こんなに楽しいことはない!そんな人生選択をするために、とりあえず今はたくさんのことに挑戦して、will(やりたいこと)とcan(できること)を増やしていきたいです 。

株式会社ジコウでは、営業職のキャリア支援を行っています。
詳しくはコチラ⇒https://jicou.jp/lp



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