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【ジコウするおとなたち #2-②】JMJ Associatesアジア太平洋地域事業本部/ 古河弘慈さん

こんにちは!株式会社ジコウで記事ライターをしている遠藤はなです!

連載「ジコウするおとなたち」第二弾です。

”ジコウ”とは、「自ら考え、行動し工夫しながら幸せになること」を意味しています。本連載「ジコウするおとなたち」では、自ら”ジコウ”を実現しているおとなたちのインタビュー記事を発信していきます!

〈こんな人におすすめ!!〉
営業職で今働いているけどモヤモヤしている人
・今の仕事が、将来どう役に立つか不安な人
イキイキとはたらくおとなのリアルを覗き見したい人
・幸せ観を組織的な視点から考えたい人

※この記事は、15分で読めます。

①の記事→https://note.com/jicou_works/n/n50925d5d6354


振り返れば、前職という点と現職という点との、つながりが見えてくる

ーー前職が現職に生きているなと感じる瞬間はありますか。

常に感じています。私は自分が興味関心あることをやりながらお客様のお役に立てるという今の仕事を天職だと思っているのですが、大学を卒業したばかりの自分がこの仕事をできたかというと、絶対にできませんでした

前職で通常業務に加えて変革プログラムもリードするように言われた時、実は最初嫌だな、面倒くさいなと思いました。しかし、どうせやるからには全力でやろうと心に決めて取り組んだ結果、人生観が変わるほどの最高の経験が出来、今ではそれが天職と思える様な仕事になりました。スティーブ・ジョブズが「未来を先取りして点と点を結ぶことはできないが、過去を振り返れば点と点が結ばれていることは明らかです。今はつながりがないことがらであっても、将来は結ぶことができるかもしれない。そう信じて下さい。」と言っていましたが、まさしくその通りだなと思います。

仕事を通じて、異質な人たちとの共創を楽しむ

ーー古河さんにとって、”仕事”とはなんですか。

私にとって仕事というのは、以前はお金を稼ぐためのものであり、生活のためにするもの、つまり生きていくために絶対にやらなければならないもの(Must・Have to)でした。しかし、人生の長い時間をMust・Have toに縛られて生きるというのも面白くない。それだったら、自分が好きな事や得意とすることで、人の役に立って、喜んでもらって、その対価としてお金をいただくという風に考え方を変えて職業選択したことで、仕事というものが楽しいもの、Want toに変わりました。もちろん、仕事をしていると次々と課題が出てきて大変なことも多いのですが、困っている人の役に立ちたい、周囲の人に喜んでもらいたいと思って一生懸命に勉強すると、人から喜んでもらえる上、自分自身も知的好奇心が満たされ、どんどんと成長していくのを実感できます。
また、仕事の面白いところは、仕事でないと関わらない様な異質の人と共創できることです。学生の頃は同質の仲間とばかりつるんでいましたが、仕事ではそうはいきません。自分と趣味や価値観が異なる人とも仕事をしなければなりません。最初はそれを面倒に思うこともあったのですが、仕事を通して異質の人たちと互いの相違を尊重し合い、強みを出し合うことができれば、実は同質の人たちだけではできないようなシナジーを発揮できるということを体験し、仕事がより面白くなりました。
私にとって仕事というのは自分を磨く修行の場であり、自己実現や自己超越といった、存在欲求を満たし物質的・精神的に豊かになる、幸せになるための舞台の様なものだなと思います。

ーーこれから”仕事”としてやってみたいことはありますか。

今、JMJ Associatesには日本人はまだ私一人しかいません。今後日本での実績を増やし、仲間を増やし、より多くの企業や組織のお役に立てたらいいなと思っています。

営業を通じて、自分自身をブラッシュアップする

ーー現職では営業のお仕事もされているかと思うのですが、”営業”という言葉・職業に対して、どのようなイメージを持ちますか。

私はもともとエンジニアで、前職では営業の経験はありませんでした。JMJ Associatesでは現在他に日本人がいないということもあり、日本での営業やマーケティングは全て私がやっているのですが、非常に面白い仕事、魅力的な仕事だなと思っています。
私は自分の会社のサービスを自分で体験しているので絶対に良いものだという自信があって営業しているのですが、そのサービスを経験していない人、見たことが無い人にはなかなか伝わらず、なんとなく良いものだというのはわかったけど、もっとこんな資料ないの?あんな資料ないの?と言われ、その度に資料をブラッシュアップしていったら、どんどん良いものが出来ていきました。また、上手に説明する以上に、相手が困っていること、悩んでいることに真摯に耳を傾けることの方がとても大切だということも痛感しました。こうして少しずつ自分を磨き成長させていくと、徐々にお客様の反応も良くなってきて、初めて受注をいただいた時は本当に嬉しかったですね。営業はやればやるほど自分が磨かれるし、営業の大変さがわかるとまた普段の仕事にも感謝の気持ちが強まるのでサービスの質も高まり、本当に良い事ばかりだなと思っています。

幸せだ、と自覚するということ

ーー最後にジコウという社名にちなんで、古河さんの考える”ジコウ観”について伺いたいです。ジコウとは、「自ら考え、行動し工夫しながら幸せになること」を意味しています。

古河さんはどのようにしてこの”ジコウ”を実践しているのかということを教えてください。

最後にこの質問ですか(笑)
なんかすでに今までの質問への答えで話しちゃった気がしますね。「”仕事”とはなんですか」でお話しした、私の仕事観(仕事をWant toにする、異質の人と共創する)というのも私が実践している”ジコウ”の一つですね。

あと、これもすでにお話ししましたが、まず根本的なこととして、私は「成功するから幸せになるのではない。幸せだから成功するのだ。」と考えています。なので私は苦しい状況・大変な状況にある時こそ「自分は今のままで幸せだ」と思うことにしています。もちろん思い通りにならない事や予期せぬ事態は起きるのですが、どんな事象もポジティブな解釈に転換するように心がけて脳を鍛えているという感じです。
そして、結果にばかり目をやるのではなく、関係の質を高めることを意識したり、小さな成功体験を積み重ねることに注力したり、自分が心から楽しいと思える活動をしたり、新たな知識・スキルの習得・実践をしたり、愛する家族や気の置けない仲間との時間を大切にしたりといったことをするようにしています。

それにしても「自ら考え、行動し工夫しながら幸せになること」というジコウの考え方は本当に素晴らしいですね。ジコウ力の高い人が増えれば社会はきっとより素晴らしいものになるだろうなと思います。



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