見出し画像

思考の海(5/100) ~誕生日プレゼント~

自分には姪っ子がいる。女の子2人。恥ずかしがり屋の長女8歳と人懐っこい次女4歳。初めてこの手で抱いたときは硬直してしまったのを思い出す。本当に時が経つのは早いなぁと思わずにはいられない。

彼女らが生まれてから毎年、なんやかんやと誕生日プレゼントを欠かさず送ってきた。それは、年の離れた兄に誕生日プレゼントもクリスマスプレゼントも帰省のお土産等々、今までたくさんもらってきたから。これまでの「ありがとう」を返していく番だと思っている。

二人が赤ん坊の頃はオルゴールだったり、赤ちゃんグッズ。子供の自我が芽生えてきたくらいからは無難に絵本やおもちゃを贈っていた。だけど、上の子が小学校一年生に上がった時、いよいよ本番だなと今までにないほど悩み始めた。プレゼントの善し悪しがシビアに試され始めるのはまだもう少し先だとしても、絵本や小さなおもちゃでは誤魔化せなくなってきたから。

でも、どう足掻いても子供にとって何がうれしいのかとか分からない。流行りもののキャラクターグッズとかは好みがめっちゃ分かれるから避けたい。あんまりスペース取るものは子供たちというか親が困りそう。離れて暮らしていること、そこまで話をしたことがないこと、いろいろあるけど、そもそも何に興味あるのかも含めてリサーチ不足過ぎる。

やから、自分の欲しいものを贈ることにした。プレゼントって相手を思い遣る気持ちじゃないのかって考えもあるけれど、自分が得意とするアプローチは相手の指向をリサーチして選択することじゃない。相手の想定の範囲内からどれだけ逸脱できるのかが重要。一癖を欲しがってる。

ちゃんとしたレシピが掲載されている絵本だとか、スケボーにクネクネ要素が付随したジェイボードだとか、アプリで簡単にロボットの動きが作れるプログラミングキットだとか。モノを渡して終わりではなくて、体験であったりチャレンジに関わるプレゼントが自分にとっては楽しい。自分が子供だったらこれやってみたいって思うものを贈るようにしている。大人のエゴみたいなところもあるけれど、これはこれで一つのプレゼントの形なのかなと。

次回は、次女5歳の子の誕生日。bouncyの動画で面白いものを見つけたから、それを贈ろうと思う。室内でも遊べるバード型ドローン。クラファンのMakuakeで手に入るみたいやから、まだまだ誕生日は先やけど注文した。

長女9歳の誕生日には、ほぼ日のアースボールを贈りたいな。ただの地球儀ではなくて、アプリで面白いことがたくさんできそう。また今度、持ってないかだけは確認しよう。

ふたりが20歳になるまでは続けたいな、ちょっとした恩返し。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?