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恋愛マニュアルの「罠」

こちらの記事の続きです

さて、恋愛がうまくいかない理由は実践不足、マニュアル本意、環境難の3つだということをお伝えしました。

今回は、マニュアル本意がいかにリスキーかというお話と、いい環境がいかに恋活を楽しいものにするか、についてまりーなとぴろかの体験談を交えておさらいしようと思います。

「こうあるべき」では幸せにはなれない

まず、マニュアル本位に関して。

恋愛をしていても幸せになれない、逆に恋愛に振り回されてしまうのは《固定概念》にとらわれているからです。

まりーなは一度目の結婚で『妻とはこうあるべき』という考えに縛られ、自分を偽って過ごしていました。

良妻賢母になるべく、

フルタイムで働き→帰り道にスーパーに寄って家に帰り→家に着いたら一度も座ることなくお風呂を洗って→土鍋でごはんを炊いて出汁から味噌汁を作る……。

料理が好きではないのに『妻とはこうあるべき』という考えにとらわれて、ひたすらに頑張っていたのです。

頑張った結果、まりーなはどんどん自分がわからなくなっていきました……。

好きな色を答えるのでさえ、「この人は、何色を好きだという私が好きなんだろう?」と考える始末。

ここに、もう1つ陥りがちな罠があります。

それは、【相手に合わせてしまう】ということ。

この手法は短期的にはとてもうまくいきますが、長期的に見ると全くの逆!

相手の理想の女性に近づくために偽りの自分を演じ続けないといけないので、自分が辛いだけでなく、最終的には相手までも傷つけます。

何一つ良いことがありません。

自分を伝えることは、相手への親切心

そんな失敗を経て、いまは相手の理想に近づくのを一切やめて、最初から徹底的に《自己開示》をするようになったまりーな。

「料理は苦手です」
「ご飯はコンビニか外食です」
「結婚してましたが、浮気して離婚しました」etc..

当たり前ですが、そうするとその状態を嫌いな人は去ってくれるので、「それでもいい」という人しか周りに残りません。

その上で

「しゃぶしゃぶが好きです」
「いちごが好きです」
「ご馳走してもらえたら喜びます」

と相手に自分の好きなことやモノを伝えるようになったまりーなは、「彼女にそれを与えたい!」と思ってくれる男性とだけお付き合いすることができています。

自分の好きなものや相手にやってもらいたいことを伝えるなんて…

という人もいるかもしれませんが、実は男性は女性を笑顔にすることに幸せを感じるので、自分のしてもらいたいことを伝えるのは、むしろ親切!

まりーなは、「愛させて差し上げる(笑)という気分で伝えるようにしてる」と言っています。

1人で頑張らない方がいい

続いて環境難について。

恋愛を楽しめない人が恋活・婚活をする時に難しいのは、

仲間を間違えると足を引っ張られることがある反面、1人だとネガティブな感情が発散されずに苦労することがある、

ということ。

ぴろかがシーズン2で自己肯定感を下げに下げた時も、いい仲間がいればすぐに浮上できたかもしれません。

こういう時、特に真面目な人は客観性を欠くことで「問題は自分にある」と思ってしまうことも少なくありません。

実験思考でいるには、物事を決めつけずにフラットに結果を受け止める必要がありますが、やりはじめは慣れないため、判断せずに話を聞いてくれる仲間がいた方がいいのです。

愚痴で盛り上がるのは得策ではないですが、辛いと感じた時に感情が大きくなる前に手放せるようにし、軽やかな心を維持しておくのは大事なことです。

お相手のネガティブな部分ばかりに意識を向けると、どっちでもよかったことが悪いことのように思えるものですが、

ノロケ話や嬉しかったことを話してポジティブな感情に意識を向けると、ニュートラルだったことが良いことに思えるのはとてもステキなこと。

お互いにノロケてもいい空気で、それを盛り立て合ったりできる仲間がいると、ポジティブな感情を意図的に増やすことが出来るのがいいですね。

仲間の経験を上手に取り入れる

また、仲間がいるとデータの量が一気に増えるのもいい所。

ぴろかはずっと1人で活動していたため、まりーなと恋愛話をした時に多くの気づきを得ることができました。

人に話すことで自分の感じたことを言語化することもできるし、
人の話を聞くことで自分を振り返るきっかけにもなります。

他人の視点が入ると、出来事をよりニュートラルに見られるのもいいポイント。

さらに、実験結果を伝える人がいると、うまくいってもいかなくても『コンテンツ』や『ネタ』としての価値が生まれます。

まりーなは、SNSで実験結果を報告することで、楽しい恋愛をさらに面白いコンテンツへと昇華していましたし、ぴろかも自分の気づきを定期的に友だちにアウトプットしていました。

もちろん個人情報などお相手に迷惑がかかるような内容は×ですが、実験だと思えばデータが取れた時点で成功!なので、必ずしも恋愛がうまくいかなくても失敗にはなりません。

失敗に対する恐怖感はどんどんなくなっていきます。

そして、とにかく一番大切なのは実践不足を圧倒的に解消すること!!

練習は「好きになる前」に

マニュアルから抜け出すにしても、実験思考になるにしても、最初からうまくいくわけではありません。

特に、市場で不利になるような内容を開示したり、自分の好みを伝えたりするのはなかなかハードルが高いので、まずは”好きになる前の人”にやってみるのです。

好きではない人であれば、どんな反応をされても気になりませんし、「気が付けば成功体験が積みあがっている!」という状態になれます。

それからはもう天国。
楽で仕方がありません。

そしてこれは、普段とは違う自分の女性らしいところを見せる、甘える、「ありがとう♡」を伝える、笑顔でいるなど、お相手に喜んでもらえるようなちょっとしたアクションを練習するのも全く同じこと。

好きな人にだけ、と《出し惜しみ》せず、日頃から実践を積んでいる人だけがいざという時にナチュラルにふるまえるのです。

自分を喜ばせる行動を相手がしてくれて、自分が喜ぶ姿を見て、相手が喜んでくれる。

win-winならぬhappy-happyな関係です。

固定概念にとらわれず自己開示をする。
そのために実験思考を持ち、実践(練習)を積み重ねる!

自分にとって幸せな恋愛をするためには、この流れがとても大切です。


ここまでの話をまとめると、

1、恋愛に悩む人は、実践不足、マニュアル本位、環境難が原因
2、解決策は練習を重ね、自分と向き合い、いい仲間を見つけること

ですが、1の問題に気づき、2の解決策をすべて1人でやるのは難しいと思います。

そこで、まりーなとぴろかは

「そういう場を、私たちが用意すればいいんじゃない?!」

という結論に至りました。

明日は、その内容を発表します。

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