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【参加者インタビュー vol.1】澤木美佳さんに聞いた「あなたにとってのジブン研究とは?」


こんにちは!ジブン研究事務局のなこです。

ジブン研究は立ち上げから約1年半が経とうとしています。これまでの参加者は延べ40名を超え、どんどん仲間が増えていくことは本当に嬉しいです。
たくさんの人に愛され、大きく育っているジブン研究。わたしは参加者であり、運営の立場でもあるのですがジブン研究が大好きな気持ちはきっとみんなと同じ。そう思ったら、なんだかみんなに話を聞きたくなりました。そこで生まれたのが、この「参加者インタビュー」の企画です。
テーマは、「あなたにとってジブン研究とは?」というもの。参加してみて感じたことや起こった変化について率直な声を聴いていきます。

▼ジブン研究HPはこちら▼
https://jibunkenkyu.com/

第一回目、トップバッターを務めてくれたのは、澤木美佳(さわきみか)さん。
0期と1期の参加者で、実はわたしと同じグループでした。半年間向き合ってくれた大事な仲間です。あの頃の懐かしい話に花を咲かせながらの、楽しいインタビューになりました。コーヒーや紅茶を片手にゆっくり読んでいただけると嬉しいです。

※以下、さわきちゃん→(さ)・なこ→(な)


(な)
さわきちゃん、久しぶりだねえ。
はじめに、ジブン研究を始めたきっかけを教えてください。

(さ)
去年の5月くらいに、ゆかさんのfacebook見たことがきっかけです。その時、学校とか友達のことで自分が落ちていたんです。そんな時に出会ったから「回復したい!」と思ったのが一番大きいですね。
何か回復するための薬を!と丁度思っていたときでした。

あとは、(ジブン研究に出会う)半年前くらいにsokoagecamp(という自分と向き合う合宿に参加していたのですが、半年経ったときの自分がポツンとしている感じがしていました。相談の場所もないし、自分って何かわからないと悩むサイクルが来ていたのかなと今では思う。
タイミングに恵まれていたなあ。

(な)
タイミングよかったんだね。考えたいなあ、というサイクルってあると思う。だからこそ、そのタイミングでさわきちゃんがジブン研究に出会えたことはすごいことだよね。


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みなさんにも出会うべくタイミングで、出会いたいなあと思っています。だから、いつでも関わりを持てるように間口は開けています。扉が閉じていたら、せっかくの出会いも見逃してしまうし、それはとっても悲しいことだと思っています。


(な)
さわきちゃんにとって、ジブン研究ってどんな場所でしたか?

(さ)
オンラインで繋いでいるけど、みんなで野原にいる感じ。そこで叫ぶのではなく、ゆっくり時間を気にしないで座禅をしているような。日頃溜まっていることを感情的に吐き出すとはまた違っていて、そこにある自分への問いと誰かへの問いがとても優しい場所でした。

(な)
ジブン研究のとき、時間を気にしない感覚わかるなあ。ゆったりと自然に流れているよね。
”座禅”のイメージ、もう少し聞きたいです。

(さ)
問いながら話をしていく、みたいな雰囲気。
家族に話している感覚でもなく、友達に話している感覚でもなく、一番は自分に話している感覚です。
こうやって思ってたんだ、と言語化できる瞬間があった。
ちゃんと聞いてくれる人、質問してくれる人がいるからこそ起こることかなと思っていて、日常の中ではあまりそうゆう時間と空間はなかったように思う。

(な)
話してて自分で気づく瞬間は、私も感じる。話すことが決まっていなくても、ポツリポツリと話し出したら勝手に言語化が起こっているような。自分が安心してその場所にいることを実感する。

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ジブン研究で過ごす時間を言い表すのって、むずかしい。ジブン研究の中に流れるやさしい時間が少しでも伝わっているでしょうか・・。


(な)
実際に参加している時はどんな風に過ごしていましたか?

(さ)
一番初めの0期はまだ電話でジブン研究をしていたから、なこさんの顔を見たのはスタートから半年後でしたね。
(※現在は最初からzoomというツールを利用し、顔が見える状態でお話をしています)

初めは、知らない人との空間ってこともあったけれど、自分から出た言葉にも自信がなかったです。学んだことを実際にやってみても、納得できる部分もありながら、どう実践すればいいのか焦っていた。
生き急いでいた感じもあった。1ヶ月タームで話していくうちに、自分がゆっくりしていても大丈夫なんだな、とか、1ヶ月の尺度でどう過ごしたいか、「ちょっと進んでいたいな」とか自分で期限を決めて生活できました。そして、それをまた1ヶ月後にシェアする、というのがすごく必要だったなと思う。
吐き出すとかではなく、自分にも問いで話しかけているという感覚、1時間半だけど1ヶ月でこんなに自分の吸収があったな、とかもう少し頑張れたなとか、感じられる。
自分にとっては1ヶ月という期間と感じていることの振り返り、テーマの題材が決まっていないというのもよかった。1年前の自分はそこに安心を持てていた。焦らなくなった感じがします。

(な)
生き急いでいたけどゆっくりで大丈夫だな、と思えた感覚は2期目で感じた?

(さ)
1期目の最後と2期目になこさんの顔を画面越しに見たとき。
顔を見て安心がプラスされたおかげで、構えて準備して話さなくて良い感じがしました。1期目の最初の方は何を話そうか、とか整理して話さないと、と思っていたけど、その場その場で出る自分の言葉に着目するようになりました。

(な)
何がそうさせたのかな?

(さ)
3ヶ月、4ヶ月のスパンでやるのが丁度よかったように思う。定期的に話す時間があるから、自分の生活を大事にできいる感覚がありました。これが吸収になった!これが得れた!とかではなく、ふと染み付く感じ。
ふと思い出すときに、ジブン研究で聞いたこととか出した言葉とかがある。
大きいプロジェクトをやった達成感ではなくて、ボチボチコツコツのスピード感と、終わった後の誰に話すでもない自分の体感や感覚、、、言い表すの難しい!(笑)

(な)
難しいね(笑)ゆっくりしたペースとか、時間とか生活とか日常とかそういう言葉が多かったかな、と思った。

(さ)
アジェンダが決まっているような場や、自分のことをめちゃくちゃ分析するとかでもないから、答えがあってもなくても大丈夫な感じなのがよかった。グラフとか模造紙とかに書いちゃうと見えることを大事にしてしまう、というか、それも大事な部分だけど、ジブン研究は見えなくて不思議と感じているものとか、そのとき感じることを大切にできている感覚が多かったな、と思います。

(な)
わかる。見えないからこそだよね。模造紙に思ったこと書いてください、とか自分はなんだと思いますか?みたいなワークショップとは違うよね。

(さ)
ジブン研究に触れていたからこそ、パートナーとちゃんと話すとか、今後の進路をどうするかとか、大きく何かを為した訳ではないけど支えになっている感じ。

(な)
ジブン研究が、知らず知らずのうちに自分の決断の土台になっているのかな?

(さ)
そう、なっている感じがします。サポーターって感じです。心の横にいてくれる気がします。

(な)
この1年間ジブン研究に触れてなかったし、私とさわきちゃんも久々に話すと思うのだけど、今でも日常の中で残っている部分はありますか?

(さ)
パートナーとちゃんと話すようになったのが一番大きいです。
後は、友達とか周りの人との価値観の違いとか、人は人、自分は自分、という意識を持てるようになった。
ジブン研究を0期と1期とやってみて、自分の半径50センチの人たちを大事にしようという意識が改めて強くなた。

(な)
参加する前までは、もっと遠くの人にも届けなきゃ、と思っていたの?

(さ)
はい。とりあえず何かをやることが大事だと思っていました。自分の土台がちゃんとしていない、ということにも気づいたし、まずは身の回りを整理してからにしよう、自分を優先しよう、と。

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ジブン研究は、残念ながら特効薬をみなさんにあげることはできないと思っています。でも、日常の中に寄り添い、なにか迷ったとき、不安になったときには必ず助けになる。そんなお守りのような存在です。だから、気が付いたら日常の中で自分自身に変化があって、それがいい方向に導いてくれている、なんてことが起こるのだと思います。


(な)
最後にさわきちゃんにとって、ジブン研究とはなんですか?

(さ)
日常生活の中に染みわたるもの。身体にスーッと染み込んでいくものです。
でも未だに言葉にするのが難しいなあ(笑)


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第一回、ジブン研究参加者インタビューいかがだったでしょうか。
ジブン研究は、参加者のみんなが感じてくれたことを大切にひとりひとりと向き合っています。
だから、このインタビューでこれからもみんなの言葉を聴いていきたいです。


もし、インタビューを読んでジブン研究に興味を持ってくれた方は
ぜひ、お気軽にお問い合わせください!


最後まで読んでくださって、ありがとうございました。


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https://jibunkenkyu.com/



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