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実践!やめる時間術×自分軸手帳 読書会

こんにちは。運営メンバーのようこ@自分軸手帳部です。

先日、自分軸手帳部で読書会をしました。
テーマの本は、ワーママはる(尾石晴)さんの著書「やめる時間術」。平日のお昼に約200名の方が参加いただきました。イベントだけで終わらせるのはもったいないので、イベントレポートをお届けします。

やめる時間術とは?

Voicyのトップパーソナリティでもあるワーママはるさんの著書。

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「24時間を自由に使えない人のための時間の作り方のすべて」
①時間の見える化
②時間の引き算
③時間の足し算
の3ステップで時間は作れる!

時間術の本なのですが、この本の価値はもっと深く、人生戦略の本だと個人的には思っています。
発売2か月弱でAmazonレビューが122個という驚異的な高評価なのも納得です。

やめる時間術×自分軸手帳

自分軸手帳は、ワーママはるさんをハブとするオンラインコミュニティ「はろこみ」発の手帳です。
マンスリーページにもワーママはるさんの手帳術・時間術のコラムを載せるなど、ワーママはるさんの時間術のエッセンスを受け継いでいるので、やめる時間術と自分軸手帳のは好相性。
手帳のワークにも、「24時間の棚卸しワーク」や「引き算のワーク」、「足し算のワーク」と非常に似たワークが並びます。

「やめる時間術を自分軸手帳で実践したい!」との声も多くいただき、ぜひやってみよう!という運びになりました。

読書会の目的

やめる時間術は、読むだけで「めちゃくちゃいい!!自分レベルアップした!!」ポイントが続出の本です。
しかし、実際に手を動かして時間の見える化やタイムログなどを実践するのはちょっとハードルがあります。

わたし自身、読後に頭の中で「わたしの24時間はこんな感じかな~」と見える化(できてない)したり、理想の1日はこうかな~~と妄想する程度でとどまっていました。

しかし、読書会をするぞ!と企画を始めてからワークをまじめに実践してみたところ、頭の中でするのとは大違い。その効果に驚愕!!
この感動をぜひ自分軸手帳部の皆さんともご一緒したい・・・と思ったのです。

自分軸手帳では、「時間・お金・意志力」という有限の資源を自分軸で使うことが、自分軸のある主体的な人生につながるとお伝えしています。

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やめる時間術は、有限の資源の筆頭である「時間」の使い方の本。
読書会では、やめる時間術の内容の理解・実践を深め、「自分軸のある主体的な人生」を実現するために自分軸手帳を使ってもらうことを目的にしました。

読書会の事前課題2つ:時間の見える化

やめる時間術では、時間の見える化として以下の2つが紹介されています。

① 24時間の見える化
② タイムログと成績付け

ここで手を動かすのがとても重要なのですが、ひとりでやるのはちょっとハードルが高い・・・。
どこに書く?どうやって書く?いつ書く?などと考えていると、つい頭の中だけで終わらせてしまうんですよね・・・(はい、わたしのことです)

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そこで、自分軸手帳部では読書会の事前課題として、この2つを書き込むためのワークシートを配布しました。

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自分軸手帳部以外でもこのnoteを見てくださった方で、やってみたい!という方が増えたらいいなと思いますので、こちらからダウンロードしてくださいね。
やめる時間術 時間の見える化ワークシート

自分軸手帳部内で250件ほどダウンロードがあり、みなさん取り組んでくださったようです!

読書会の流れ

読書会では、冒頭10分でワーママはるさんから本のエッセンスを改めてお話しいただきました。
重要なポイントを復習でき、フムフム~!となったところで、次にわたしが実践した感想を。
そして最後に、ワーママはるさんから参加者の皆さんの質問へお答えいただきました。

チャットでの質問やコメントも多く、あっという間で気づきの多い40分間でした。
続いては、わたしがやめる時間術を実践して気づいたことと、皆さんからのコメント、質問などをご紹介します。


【ワーク実践例】Step1 時間の見える化 ①24時間の見える化

24時間から必要な時間を塗りつぶします。残った時間が自分時間です。

① 起床・就寝時間を記入して、睡眠時間を塗りつぶす(削ってはダメ!)
② 起床中の「生活時間」(食事・入浴など)を記入して塗りつぶす
③ ルーチン時間(仕事・通勤・子どもの送迎お世話など)を塗りつぶす

ちょっと大変だと思うのですが、まずは見える化が大事!
見える化してみると、頭の中で感じていることと現実がだいぶ違うことに本当に驚きます。(わたしだけではないはず・・・)

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24時間の見える化からわたしが気づいたことは、

目に見えない時間こそ見える化すべき

ということ。
見える化すると、驚くほどに「時間は有限である」ということが腑に落ちます。具体的には、

・自分の時間が4時間!(平日)

頭で考えていた時は、1日2時間くらいかなと思っていました。
4時間もあるならば、それを何に使ってる?うまく使えている?
4時間×5日で週20時間もあるはずなのに、成果をいまいち感じられていません。
補足:わたしは在宅勤務の時短勤務です。昼休みも自分時間とカウントしています。
・生活時間=夫や子どもと過ごす時間は5時間20分
昼間は、子どもたちは保育園、わたしは仕事。一緒に過ごす起きている時間は1日5時間20分という限られた時間です。
そう思うと、生活時間は家族にフォーカスしたい!と自然に思えました。
見える化していないと、「あれもこれもいつもしたい」と頭の中が絡まりがちになります。
自分のことは自分時間にして、家族と過ごす時間を大切にしたい、と自分の価値観がはっきりしました。

【ワーク実践例】Step1 時間の見える化 ②タイムログと評価

続いてはタイムログ。ここが最難関です。
タイムログの手法は色々あります。

タイムログアプリ(Toggle、たすくまなど)を使う
紙でログを取る
ふせんを使う

わたしは在宅勤務のため、紙のタイムログ記入シートをずっと出しっぱなしにして、タスクを切り替えるタイミングで記入していきました。

やったことを記録したら、〇△✖で成績をつけ、その理由も書き込みます。

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すると、出るわ出るわ気づきの嵐・・・・・・

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・ログはうそをつかない
わたしは典型的な見積オーバータイプ。
朝のメール対応は30分くらいかな・・と思い込んでいましたが、ログを取ったらまさかの90分。さらに分解してみると、読む時間ではなく返信する時間が圧倒的に長いと気付きました。「ついでにこれも」と追加の情報を盛り込んだり、丁寧すぎる文面を書いていることが要因でした。

・時系列の気づき
時間順にログを取っていくと、わたしは「衝動的な仕事」が多いことに気づきました。
Aという仕事をしている最中なのに、思いつきでBという仕事に着手する。打ち合わせまであと5分しかないのに、30分以上かかる見込みの仕事に手を付ける。その結果、打ち合わせ後に「あれ、どこまでやったんだっけ?」と分からなくなり、手戻りが多くなる。
また、ストレングスファインダーで「最上志向」が上位資質にあるので、つい資料作成などは過剰に丁寧に作りがちです。
タイムログを取ることで、「より良いものを作りたい」という気持ちを認めつつも「時間内に仕上げるぞ」というタイムアタック思考に切り替わるメリットを感じました。わたしの課題は、最上志向を飼いならすことだと気付きました。

逆に良いことにも気づきました。
朝いちばんに、年間計画と月間計画を確認して、その日のタスク整理をしています。
見積オーバーと衝動的な仕事が多いわたしは、「俯瞰」する時間を持つことがとても役に立っています。この習慣は死守せねば!!と気持ちを新たにしました。

・集計の気づき
最後に、何に時間を使ったのか集計します。
仕事時間6.5時間のうち、メール対応が90分と長く、逆に企画提案する時間がわずか40分だと気付きました。「攻めの仕事」をしたいと思っているのに、メールを打ち返すことに大幅に時間を取られていることが分かります。
このバランスを変えたいなと思いました。

【ワーク実践例】Step2 時間の引き算

ここからは自分軸手帳で実践です。
Step1で気づいたことを、「いいこと気づいた~」で終わらせず、しっかりと実行するために手帳に書きこみます。

引き算するためには、課題に気づくことが大きな一歩。
薄々気づいていた「メールの対応に時間がかかっているな」というあいまいな認識と、「1日90分メール対応にかかっているので、提案に使う時間が40分しか取れていない」という具体的な認識には、大きな差があります。
問題があると気付いていないうちは、自然に解決することはありませんが、課題を認識できれば解決するための方法を探し始めるものです。


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【ワーク実践例】Step3 時間の足し算

続いては足し算のワークです。

この例では、時間の見える化で気づいたことをポジティブに言い換えて足し算のワークに書きこみました。
同じ課題に対するアプローチも、引き算と足し算ダブルで取り組むと、より実行力が上がります。

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【ワーク実践例】目標と振り返り

自分軸手帳には、「今月の目標と振り返り」というページが毎月あります。
引き算のワーク、足し算のワークに書いたことの中から、今月取り組みたいことを「今月の目標」に書きます。その目標の下で1か月を過ごし、月末には振り返りを行います。

手帳に書くのは自分との約束。

「攻めの仕事をしたい」、「家族との時間を大事にしたい」など、自分が大切にする価値観を明確にすることが、自分軸につながります。
また、「成長する前の自分」を書き留めておくことで、自分の成長を明確に感じられ、自己効力感を感じることができます。

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長くなりましたが、実践!やめる時間術×自分軸手帳のイベントレポートをお届けしました。

一人でも多くの方が、人生PDCAサイクルを回し、自分軸のある主体的な人生を手に入れてくださいますように。


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文責:ようこ@自分軸手帳部

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