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客は神様じゃないよ。人間だよ。

おはようございます。
勤め人14年目 ケンジです。

お客さんを相手に仕事していると、なんだか自然と気をつかっちゃいません?

仕事というものは当然、提供する側と提供される側がいるわけで、
される側をわたしたちは「お客さん」と認識します。

生きているだけで、常に両方の役割をする。
する側、される側が目まぐるしく反転しているのが「社会」というもの。

その中で、日本人(日本だけかな?)が小さな頃から刷り込まれている意識が
「客は神様」ということ。

捉え方によっては非常に危険な考えだと思うんですが、
大多数の人が間違った捉え方をしているように感じます。
御多分に洩れずわたくしケンジもその1人でした。

「客は神様」というのは、
される側が意識するものではなく
「する側」のマインドであることがまず第一のポイント。

要するに、相手を神様と思うのか
自分が神様と思うのかの違いですね。

冷静に考えて、後者はヤバいやつです。

いやいやいや、
「神様」とか持ち出してる時点でこの考え方自体がかなり尖ってるので、
使用方法に気をつけるべき。

当たり前ですが、する側もされる側も「人間」ですからね。

それが双方の意識の違いによって、行き違いが発生し、トラブルになる。
少なからず「客は神様」という概念が、この歪みに影響しているのは確かでしょう。

発注する側の横柄な態度。
サラリーマンやってるとほぼ間違いなく体験すると思います。

この発注者は典型的に「自分が神様」と思ってる人ですね。

偏見かもしれませんが、団塊からバブル時代ぐらいの人に多い気がします。
特に大きな企業の。

こんな人たちに神経をすり減らされて、最悪の場合には自殺なんてことも起こりえる。

どんなに偉かろうと、どんなにお金持ってようと、人間である限り本質的には大して差はありません。

その“差”を作っているのは自分自身なのです。

捉え方ひとつで横柄な発注者も攻略できてしまいます。

相手がサラリーマンであれば、少々のことで命までは奪われませんからね。


今日は何が言いたかったのかというと
客に気を使いすぎて、自分をすり減らすのはやめよう
ということ。

自分が提供する側あると同時に、客でもあるということ。

顧客満足ばかりに気を取られていては、自分を消耗していくばかりです。

世の中の事象はトレードオフな関係が多いですね。

まず自分を第一に考える。
生きる目的を見失わないための処世術。

さて、いまから大手鉄鋼メーカーへ出張。
気持ちがブレないように、文字にしてみました。

ではまた明日。

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