自分と向き合うためのノートの書き方
「自分と向き合うためにノートを書くのがいい」
とはよく聞くけれど、どんなことを書けばいいんだろう…?
今回は、そんな疑問を持っている方に向けて、そのコツや書き方をお伝えします。
まず結論からお伝えすると、自分と向き合うノートの書き方のコツは、環境を整えること&テーマを設定することです。
この記事では、その方法をくわしくご紹介していきます。
ノートに書いて自分と向き合うことで、どんな効果があるの?
そもそも、ノートに言葉や文章を書いて自分と向き合うことには、どんなメリットがあるのか。
まとめると、以下のような効果があると考えています。
頭の中でぐるぐる考えていると、思考が堂々めぐりになって、マイナスの方向に落ちていくことも…。
一方で言葉にして書いてみると、落ち着いて思考整理ができるので、自分のことを客観的に見つつ、やりたいこと・ありたい姿を明確にしていけます。
実はわたしも、ノートに書いて自分と向き合うようになって、大きく生き方が変わったんです。
昔、仕事や環境が自分にあっていなかったことと、ネガティブに考えすぎていたことで心の調子を崩し、気分も体調もどん底だった頃。
「このままではいけない」と思って始めたのが、ノートに自分の頭の中を書き出すことでした。
自分と、自分の考えを切り離す。
それを客観的に見て、「本当にそうだろうか?」と考える。
自分の好きなこと、楽しいこと、心地よい環境について、あらためて考える。
頭の中で考えているだけでは、ここまで深く考えられなかったんじゃないかな。
「ノートに書くこと」「言葉にすること」は、生き方や考え方を変えられるぐらいの力があると思っています。
自分と向き合うノートを書く4つのポイント
自分と向き合うノートを書くにあたって、ポイントが4つあります。
ひとつずつ、深掘りしてみましょう。
1)落ち着ける場所でやること
まず、自分の心の声と向き合うためには「落ち着ける場所」が必須です。
本音を言っても大丈夫そうな場所でノートと向かうことがだいじ。
例えば、おうちの自分の部屋、落ち着けるカフェ…など。
2)追われない時間を確保すること
時間に追われていると、ゆっくり自分と向き合うのは難しいと思います。
そして、自分と向き合い始めたばかりの頃は、なかなかうまく本音を書けなかったりするもの。
うしろに予定が詰まっていたりすると、無意識に自分を急かしてしまって、うまく自分と向き合えないかもしれません。
自分を急かさなくて良いような時間を確保して、取り組んでみましょう!
3)思考に枠を設けないこと
自信がない人ほど、普段から「そんなの無理だって」「できっこないよ」と自分に言ってしまっていたり。
でも、自分と向き合うためにノートを書く時間は、そういう枠は一切外しましょう。
自分の感情にフタをしていては、本音も出てこないですもんね。
例えば、「あなたには無理だよ」って言い続けてくる友達に、本音を話したいと思いますか?(わたしは話したくないな…!)
自分の心の声を受け入れてあげる、頭と心の準備が必要です。
4)きれいに書こうとしないこと
まじめな人ほど「整理して書かなきゃ」「きれいに書かなきゃ」と思ってしまいがち。
でも、思考整理のために書くノートですから、取っ散らかってて良いんです。
むしろ、そういうぐちゃぐちゃの頭の中を紙に書き写すことで、少しずつ整理していくのが目的ですもんね。
自分と向き合うノート用の「問い」
自分と向き合うノートには、書き方が2種類あります。
1の「頭の中のモヤモヤをとにかく書き出す」場合は、今悩んでいることや考えていることを、とにかく言葉にすればOK。
わたしが心の調子を崩していたときも、とにかく毎日(特に寝る前に)ノートを開き、頭の中の悩みや焦り、怒りなどを書きだしていました。
これは自分の感情や考え方のクセを知るのに役立つし、自分の心を整える効果もあると思います。
そして、2の「設定したテーマに沿って思考を整理する」ことは、自分について深掘りするのにおすすめです。
「テーマ」は「問い」とも言い換えられますが、何かの質問に対して自分はどう考えるか、思考を深めていくものです。
おすすめの「問い」を、カテゴリごとに以下にまとめておきますね。
過去を振り返り、「楽しかったこと/好きだったこと」「つまらなかったこと/嫌だったこと」を深掘りしていくことで、自分の価値観や大事にしたいものが見えてきます。
これらの問いは「じぶんジカン」のノートに掲載しているものの一部ですが、ひとつずつ本気で向き合うと、様々なことに気づくきっかけになるはず。
ぜひ、時間をとってノートに書いて思考整理してみてくださいね。
自分と向き合うためにノートを書くと、自分のことがもっとわかる
ノートを開いて自分と向き合うことが習慣になると、
がわかってきます。
また、常に頭の中が整理できるようになるので、情報の取捨選択ができて、過去や他人にとらわれずに未来を選べるようになる感覚もあります。
お気に入りのノートでも、身近にある紙ぺらでも良いので、ぜひ自分の本音を言葉にする時間をもってみてくださいね!
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「じぶんジカン」では、自分と向き合うためのノートを販売中です。
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