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【健康エッセイ】人それぞれ生きるペースが違うから


・マイナンバーカードを作ることが怖かった



マイナンバーカードを作ることを、半ば強要されていると感じる時期がありました。


調べてみると、色々と怖い情報が溢れていて……。


恐怖心は増すばかり。


でも、そもそもどうして作るのが
嫌なのだろう?


考えてみたら、私は新しいことが
怖くて嫌なのだと気づきました。



・自分の世界が変わることが怖くて



世の中が変わろうとしていたり、
自分が変わらなければいけないと感じるたび、かつての私は今までの世界に引きこもっていました。


何かが壊される気がするから。


それで、新しいことの悪いところばかりを見てしまっていました。


けれど周りを見ると、みんながどんどんと身軽に、新しい世界に行ってしまっているように見えて、焦ったりもして。


今度は自分責めが始まるのですよね。


どうして自分は他の人のように身軽に動けないのか、と。


でも、それは自分が怖いと感じる
正直な反応だから、大事にしていいんだと今では思えています。


無理に殻を破る必要はない。


無理してうまくいくこともあるだろうけれど、不安からとった行動で
うまくいくことは少ない気がするので。


行動しないで安全なところにいるのが、その時の正解だったのだと思います。




・悪い自己イメージに苦しめられていた



フットワークの軽い人というのは、
大体いつも身の安全を感じられている人のような気がします。


一方、本当は新しいことに挑戦したいのにできない人は、何かしら不安を抱えているのでは?


健康だったり、金銭だったり、仕事だったり。


でも渋っている姿は、フットワークの軽い人たちから見ると、じれったいと思います。


というか、そう思われている気がしてしまうのですよね。

「慎重派だね」
「もっと気軽に考えなよ」

とか、言われそうで。


そう言われる前に、気持ちを無視して行動に移してしまうこともあって、余計に苦しくなるという悪循環。


別に慎重派が悪いわけでもないし、気軽に考えられないのも悪いわけではないのに。


でも世の中的に、フットワークが軽いことを良しとする風潮がある気がするから、できない自分を追い込んでしまうのですよね。



・人それぞれ、生きるペースは違う




でも、今は少し考え方が変わりました。


人それぞれ、怖いと思うことも、進むペースも、違くて良いよねと思えています。


時間がかかってもいい。


それよりも、どうして怖いのかを
考えるようにしています。


自分なりの安心材料を得て、新しい世界に行ってみたいと思えたら、その時初めて行動するようになりました。


早いことだけが良いわけではない。


行きたいところに、最終的に行ければ良いのだから。


自分が安心できる道を1番に考えながら、一歩一歩進んでいきたいと思っています。

※ヘッダー写真は、クリエイターさんの画像をお借りしています!
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