【健康エッセイ】人それぞれ生きるペースが違うから
・マイナンバーカードを作ることが怖かった
マイナンバーカードを作ることを、半ば強要されていると感じる時期がありました。
調べてみると、色々と怖い情報が溢れていて……。
恐怖心は増すばかり。
でも、そもそもどうして作るのが
嫌なのだろう?
考えてみたら、私は新しいことが
怖くて嫌なのだと気づきました。
◇
・自分の世界が変わることが怖くて
世の中が変わろうとしていたり、
自分が変わらなければいけないと感じるたび、かつての私は今までの世界に引きこもっていました。
何かが壊される気がするから。
それで、新しいことの悪いところばかりを見てしまっていました。
けれど周りを見ると、みんながどんどんと身軽に、新しい世界に行ってしまっているように見えて、焦ったりもして。
今度は自分責めが始まるのですよね。
どうして自分は他の人のように身軽に動けないのか、と。
でも、それは自分が怖いと感じる
正直な反応だから、大事にしていいんだと今では思えています。
無理に殻を破る必要はない。
無理してうまくいくこともあるだろうけれど、不安からとった行動で
うまくいくことは少ない気がするので。
行動しないで安全なところにいるのが、その時の正解だったのだと思います。
◇
・悪い自己イメージに苦しめられていた
フットワークの軽い人というのは、
大体いつも身の安全を感じられている人のような気がします。
一方、本当は新しいことに挑戦したいのにできない人は、何かしら不安を抱えているのでは?
健康だったり、金銭だったり、仕事だったり。
でも渋っている姿は、フットワークの軽い人たちから見ると、じれったいと思います。
というか、そう思われている気がしてしまうのですよね。
「慎重派だね」
「もっと気軽に考えなよ」
とか、言われそうで。
そう言われる前に、気持ちを無視して行動に移してしまうこともあって、余計に苦しくなるという悪循環。
別に慎重派が悪いわけでもないし、気軽に考えられないのも悪いわけではないのに。
でも世の中的に、フットワークが軽いことを良しとする風潮がある気がするから、できない自分を追い込んでしまうのですよね。
◇
・人それぞれ、生きるペースは違う
でも、今は少し考え方が変わりました。
人それぞれ、怖いと思うことも、進むペースも、違くて良いよねと思えています。
時間がかかってもいい。
それよりも、どうして怖いのかを
考えるようにしています。
自分なりの安心材料を得て、新しい世界に行ってみたいと思えたら、その時初めて行動するようになりました。
早いことだけが良いわけではない。
行きたいところに、最終的に行ければ良いのだから。
自分が安心できる道を1番に考えながら、一歩一歩進んでいきたいと思っています。
※ヘッダー写真は、クリエイターさんの画像をお借りしています!
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