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読書メモ12

56.ジェイソン流 お金の増やし方

厚切りジェイソンの投資方法の本
ちゃんとお金について学んで堅実に資産を増やしましょうってことが書いてある。

ジェイソンさんは仕事では攻め攻めで色んなチャレンジして結果出して、お金に対してはめっちゃ保守的。保守的だからこそ、しっかり勉強して投資して堅実に増やしてる。

お金はあれば、それだけ可能性が広がるし、不安も少なくなるから、投資って大事だと思った。
もっと友達とお金の話とかをして情報共有するべきなんだろうけど、お金の話って胡散臭さがあってなかなかしづらい。誰か一緒に勉強してクレメンス。

57.私たちはどう学んでいるのか

興味深い一冊。

人間の能力に文脈依存性がある話がとても面白かった。本書の例題を解いた時に見事に騙されて?、ハッと気付かされた。

そりゃ、ユーザーインターフェースめっちゃ大事だよな、と思った。

他にも「ひらめき」や「知識」の話など人間がどう認知して学んでいっているかを知れる本。これは買いです。

58.一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学

著者は株式投資で230億の資産を築いた投資家で株の売買という「ゲーム」を勝ち抜く哲学を書いた本。

自分は積立NISA派なので投資の哲学としては直接役に立つわけではないけど、ゲームの勝負どころとか、趣味とか仕事とかの頑張りどきの考え方みたいなのに通ずるところがある感じがして面白かった。

59.サッカーマティクス 数学が解明する強豪チーム「勝利の方程式」

W杯がアツいので読み始めた。数学界では著名なモデル化が専門の数学者が著者

強豪チームのフォーメーションとかを著者の専門のモデル化で紐解いていったり、イギリス人らしくサッカー賭博での勝利のために時間をかけて編み出した方法で実際に儲けを出したりしてすごかった。

とにかく、著者のサッカーへの愛に溢れる一冊。参考文献とその解説も載せていて興味を持ったらさらに深く読み込めるようになってるのも熱量を感じた。

自分の好きなことに対して、自分の専門からアプローチする、めっちゃ良い。

60.経済学者が語るスポーツの力

一つ前に読んだ数学者×サッカーがとても面白かったので、学者×スポーツ系の本を探して読んでみた

サッカーマティクスが良すぎたからか、少し物足りない印象だった。

スポーツやってる人が色々な面で優位みたいな話とかは、その人の能力というより、そうさせる周りの環境みたいなところもあるよなと思った。
男女の差が出ている分野が生物学的な機能の差ではなくて、文化的な環境がそうさせてる例みたいな。

一方で、政策としてスポーツに投資して競技者が増えれば、健康寿命が伸びて医療費や介護費などが抑えられる話などは日本が抱えるいくつかの問題へのアプローチとして面白いなと思った。


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