毒親は仕事にまで影響する

私のすることを母は大概否定した。
大して反論がないときは、
『はー』と疑問ともつかない声を出した。
肯定すること誉めることはなかった。

仕事をしていると
私のすることは迷惑になるのではと思ってしまう。
肝心なこと、重要な仕事であればあるほどに。

私の提案は会社をより良くするためのものなのに
そうであるはずなのに
迷惑なことではないか、必要なことではないのでは、
断りにくいだろうな、困るだろうなと、
勝手に思ってしまう。 
これまたはっきりとそう思うわけではない。
何となく、どこかで、よく考えたら、無意識に、
そう思っている自分に最近気づく。

それでうまくいくわけはない。
無意識に深層心理で
この提案は嫌がられるのだと思いながら、
笑顔で熱心にこれは良いですよと進めているのだ。

だからやる気がでない。
仕事が嫌いになる。不平不満がでる。
頑張れないし面倒くさい。
エネルギーをそういうところに使ってしまい
毎日ヘトヘトになってしまう。

私は自分の力の限り精一杯生きてきて、
安心して感情を出し、
生きていることに喜びと感謝を感じ、
愛を与えられ、また与えて、
希望や夢に心踊りながら生きていくはずだった。

仕事は自己実現であり、
社会の一員として力の限り自分の能力を発揮して、
周りの仲間と笑いあい助け合いながら、
毎日チャレンジする楽しさを謳歌できるはずだった。

会社に受かった時、
喜んで母に電話した私に、
『あんたがその会社で出来るわけがない。
私が人事に電話してやめろと言ってやる』と言った。

この呪いの言葉が、
幼い頃から毒母たる育て方の影響が、
今尚私を苦しめている。

私は幸せになっていいし、
たくさんの友達や仲間に囲まれていいし、
私の提案はより良くするためであり
相手に幸せにし喜ばれるものである。

私は足りている。
満たされている。
感謝している。

もう自分をおとしめる思想に、
母の思想に、
私は支配されない。
母の言いなりにはならない。

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