ブックオフが立ち読みを推奨している理由、コンビニが立ち読みを禁止している理由
両想いのご縁に恵まれる「人生の経営者」を共創するパートナー、Webマーケティング戦略コンサルタント、サッカー戦術デザイナーのぱっち社長です。
コンビニのFCオーナーは、経営的な視点から「立ち読みする客に迷惑している」という人が多いようです。
事実、コロナの影響もあり、立ち読みを禁止するコンビニが急速に増えています。
一方で、ブックオフはこれまで立ち読みを黙認してきましたが、最近は「立ち読み推奨」を打ち出して話題になっています。
では、なぜブックオフは立ち読みを推奨しているのか?
コンビニは立ち読みを禁止しているのか?
今回は、両者の経営戦略上の違いを見ていきます。
コンビニが立ち読みを禁止する3つのメリット
コロナ禍以降、立ち読みを禁止するコンビニが増えてきました。
実際に立ち読みを禁止したコンビニでは、下記3つのメリットがあったようです。
雑誌や本の売上が増えた
万引きが減った
駐車場の回転率が上がった
ブックオフが「立ち読み推奨」を明言している理由
ブックオフは、古本を安く買い取って、必要としている人に少し高値で販売する「古本屋」を本業としています。
しかし、出版不況に加え、Amazonやメルカリなどの登場で、古本業界は苦しい状況が続いています。
そんな現状を打開すべく、ブックオフでは中古書籍を軸にしたリユースの総合化と、買い取りに特化した専門化を進めています。
現在のブックオフは、書籍だけでなく、ケータイ、家電、楽器、洋服、ブランド品、スポーツ用品、食器など、さまざまな物を買い取り、販売しています。
立ち読みを推奨することで本が売れないという弊害がないわけではありません。
しかし、来店の大きなきっかけになるため、ブックオフという存在を認知してもらい、きれいで明るい店舗であることをアピールできる効果が大きいとのことです。
結果として、古本だけでなく、さまざまなリユース商品を販売するきっかけを作れています。
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