私のカラダは、私のもの~しえるの自己紹介~
はじめまして、しえるです。
36歳。
10歳年上の夫とは、家族になって丸10年。
8歳と、もうすぐ3歳になる、愛くるしくて面白い娘たち。
私のこの10年は、お腹に別の人間がいたり、いなくなったり。
開いた骨盤に、落ちない脂肪。
乳房は子の食料供給機となり、髪の毛が抜けまくる。
「うんち」「オッパイ」なんて、恥ずかしくて声に出せなかったはずなのに、いまでは「ごはん」「味噌汁」と同列だ。
いつからか、自分のカラダは自分だけのものじゃなくなり、膨らんだり凹んだり引っ張られたりしているうちに、どんどん自分の知らない萎れた体になっていき、悲しい気分になりながらも、「鮭だったら死んでるから仕方ない(※鮭は産卵後、疲れ果てて死んでしまうらしい。)」とかよくわからない理屈で自分を慰める。
その萎れた体を「母親の勲章で誇り」という人もいるけれど、私にはそんな風に思えず、プリプリした肉体を持つ同年代を横目に、「鮭だったら死んでいる」と呪文のように唱える日々。他人から見たらバカみたいかもしれないけど、私はまだ足掻きたいのだと思う。
そう、私は人間だから、(順調にいけば)まだまだ何十年も人生があって、鮭と比べて諦める理由を作っている場合ではないのだ!自分だけのものじゃなくなった気がしていた私のカラダは、やっぱり私のものなんだと、ようやく最近思考が戻ってきた。
「私のカラダ」とこの先しばらく一緒にいるのなら、できる限り仲良くしていきたいし、大切にしたいし、好きでいたい。
それと同時に、これから思春期を迎える娘たちにも、自分の心とカラダは自分のもので、他の誰のものでもなく、よく知り、大切にして、自分を好きでいてほしい。
そんなことを思う、この頃です。
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愛や性やカラダのことって、センシティブでプライベートなことだから、気軽に話す場や訊く機会がなかなかない。このnoteで、メンバーそれぞれの経験や情報や疑問をシェアしながら、みんなが色んなことを話せるきっかけになればいいなと、思っています!