四角いボールが表現する格差の現実!?女子サッカーに立ちはだかる壁
こんにちは!
久保佑輔(くぼゆうすけ)です!
台風が猛威を振るう夏。
室内で涼しく過ごす一方で、晴れの日に野外スポーツを楽しむ方も多いと思います。
今回は、私の大好きなサッカーに関する記事をご紹介します。
思うように扱えない「四角いボール」
FIFA女子ワールドカップ2023のために、四角いサッカーボールがデザインされました。
蹴っても思った方向には進まず、サッカー経験者でも上手くドリブルできないであろうこのボール。
UNPLAYABALL(アンプレアボール)と名付けられたこのボールは、もちろん非公式のボールですが、重要なメッセージが込められていると言います。
現在、女子サッカーは男子サッカーとの格差が指摘される声が挙がっていることを、みなさんはご存じでしょうか?
様々な意見がありますが、大きく3つの問題が指摘されています。
1.報酬の格差
米メディアによると、2023年の女子ワールドカップに出場するサッカー選手は、昨年のワールドカップで男性選手が稼いだ額の、4分の1しか受け取ることができないと言われています。
2.メディア露出の格差
FIFA女子ワールドカップ2023でも、なでしこジャパンは決勝トーナメント進出を達成し話題を呼びました。しかし、それでも男子ワールドカップの時に比べ、露出が少ないと感じる方も多いと思います。このようなことが、世界中で起きているのです。
3.施設のクオリティの格差
女子サッカーは男子サッカーに比べ、スタジアムの規模や設備、トレーニング施設の環境など、プレイする環境にも大きな差があると言われています。
今回、発表されたこの四角いサッカーボールが表すように、女子サッカー業界には、「プレイヤーにとっての不都合」が多く存在します。
私も仕事環境において、私自身や仲間がより成果を出しやすくするために、場を整えるということを非常に大事にしています。
サッカー業界関係者が、場を整える取り組みをすることも重要ですが、私たちファンも、まずはその問題を理解することが大切ですね。
久保佑輔(くぼゆうすけ)
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