マガジンのカバー画像

「遠藤日雄のルポ&対論」大全集

101
『林政ニュース』の人気コーナー「遠藤日雄のルポ&対論」。2006年3月にスタートしてから一度も休むことなく、今も続いている名物連載のバックナンバーをいつでも読めるようにしていきま… もっと読む
運営しているクリエイター

2021年7月の記事一覧

海外も視野に内装材の需要開拓・池見林産工業

戦後の拡大造林によって造成されたスギやヒノキの人工林から大量に出材される並材をどう有効活…

長期優良先導モデルで地域材を活用、三井ホーム

大手2×4住宅メーカーの三井ホーム(株)(東京都新宿区、生江隆之・代表取締役社長)が国産…

住宅メーカーの国産材シフトがあぶりだした光と影

国産材業界の様相が激変している。大手住宅メーカーの国産材シフトが明確になり、新しい需要に…

2×4住宅で国産材率50%へ、三菱地所ホーム

2×4工法(枠組壁工法)住宅メーカーの三菱地所ホーム(株)(東京都港区、脇英美・代表取締…

年10万m3のスギ板挽き量産工場・くまもと製材

国産材の安定供給体制づくりを目指す大型プロジェクト「新生産システム」もいよいよ残すところ…

不況を乗り越え新成長段階へ 古河林業と「三木」・下

(前回からつづく)国産材へのニーズを的確に捉えて好業績を上げ始めた古河林業(株)(東京都…

不況を克服し新成長過程へ 古河林業と「三木」・上

長引くデフレ不況で、廃業・減産に追い込まれる企業が少なくない中、いち早く低迷期から抜け出そうとする建築・木材会社が出てきた。「国産材100%住宅」を建築している古河林業(株)(東京都千代田区、古河久純・取締役社長)と、同社にスギ集成材などを供給している三陸木材高次加工協同組合(岩手県住田町、中川信夫・代表理事、以下「三木」と略)が好業績を続けている。その背景にあるものは何か――遠藤日雄・鹿児島大学教授が、苦境打開の糸口を見つけ出す。 昨年は10%の伸び、長期優良が追い風――