suspicious charm of the CD

2023.10.12


今週は三連休が終わったからか、お客さんは少なく、仕事中は穏やかな日が多かった。

今日は仕事が早く終わった。少し自由な時間が増えるのは嬉しかった。隣の駅まで歩いて、パン屋さんのパンを買うことにした。コム・シノワの本店。いつも開店時間と仕事の時間が重なって買いに行けないから、気持ちがうきうきした。途中で中古のCD屋さんに寄った。

その中古のCD屋さんは、ビーズ屋さんの下にある。ビーズ屋さんが1.5階くらいの高さにあって、その真下の地下一階にCD屋さんがあった。ドアがないから、いつもこの通りから少し下側を覗くと沢山のCDが見えていた。


数ヶ月前にThe SmithsのCDを買って、対訳を読むと改めてCDも良いなと思った。"R"のアーティストの作品の棚には、好きなアーティストがたくさん並んでいた。レッチリ、レディオヘッド、ローリングストーンズ。そんなに他のアーティストを知らないから、ここに凝縮されたように集まってるのが、なんとなく嬉しかった。少し他も見て、レディオヘッドとR.E.M.のCDを買った。

レディオヘッドは、少し前から聴くようになった。去年、The 1975がサマソニの出番前にレディオヘッドの『Wired Fishes / Arpeggi』を流していて、なんて美しい音楽なんだと思った。iPhoneを使って楽曲検索をして、そこから聴くようになった。

CDは色んな作品があった。音楽は様々だけど、CDのプロダクトも様々だった。その中でも、レディオヘッドのシングルが群を抜いてかっこよかった。いつもサブスクの画像でしかジャケを見ないから、衝撃だった。これは、私が幼少期に初めて見たゲーム機PS1から受けた衝撃と同じだった。あの時の、薄ら怖く感じるけど、なぜか魅力的に思える、その何かと同じものが込められているように感じた。ただのCDなのに。

それと、ジャケのかわいい、白黒のR.E.M.のCDを買った。わたしはモノクロのジャケが好きだ。これを機に、R.E.M.をちゃんと聴いてみたいと思った。


そこからCD屋さんを出て、パンを買いに行った。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?