バルサ派かレアル派か、で分かれる国-エスパニョール選手寮生活日記⑫

【目指せ！ドラマ化！】

10月4日、昨日はバルセロナ対ヌマンシアのゲームを観戦。
なんだか知らんが、ヌマンシアのGKが最初からえらいブーイングを受けていたので、何かと思ったら

ただ、時間稼ぎをして0-0に持ち込もうという意思が見え見えだったから、ひたすらブーイングを受けていたということらしい。

前半最初から、たったそれだけのことで、超悪者を叩くようなカンプ・ノウのお客さん達。本当にすごかったんですよ。

まじめに耳壊れるぐらい、ホンキでブーイングの指笛ならして。

すごいな。筋金入りですね、この人たち。

スペインのサッカーファンはバルサ派かレアル派か、で分かれる。

やっぱりレアルはこっちでも悪者です。
寮の子たちも、レアル戦はだいたい集まって見ている。
昨日の試合でデポルティーボがレアルから点を獲った時は、外に思いっきり聞こえるぐらいの声で「ゴル！！」とみんなが叫ぶ。

実はスペインのサッカーファンの多くが、バルサ派かレアル派で分かれる。当然、地元クラブが一番なわけであるが、そのクラブがバルサとつながりが深かったりすると、自然とアンチ・レアル派になびくのである。

仮にエスパニョールファンなら、バルサが嫌いなので、アンチ・バルサとして他クラブ/ファンと結託する。だから、レアル派になる。そんな構図だ。

ただ、選手たちはエスパニョールに所属していても、それぞれスタイルが違うので、個々に好きなクラブがある。やっぱり、選手としては人気のバルサファンの方が多いみたい。

おんなじカタルーニャだしね。

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