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【読書】好きなことしか本気になれない。 人生100年時代のサバイバル仕事術

「好きなことしか本気になれない。 人生100年時代のサバイバル仕事術 / 南 章行」
を読みました。


この本に出会えたことは、
私にとってとても幸運な出来事だと思いました。
理路整然と、私の長年考えていたモヤモヤを
言語化してくれる喜びと、改めての考え方への感心です。
良書です。

<いつものように自分のために残しておきます>

無料もしくは数千円の投資で、「事実」は押さえられる。こんなに楽な話はないから、読書家でない僕もその恩恵にあずかっている。
事実を押さえるとはつまり、情報を「自分ごと」として考え、咀嚼し、それに対応することだ。
60歳まで働くのと、80歳まで働くのでは「稼働時間」が圧倒的に違う。
たとえばあなたが飛行機に乗ったとして、なぜかリクライニングがきかないハズレの座席に当たっても、「羽田から伊丹」と思えばまあ、我慢できる。だがこれが「羽田からマドリード」となれば話は別だ。
「自分が好きで自分に合っている生き方、働き方でなければ長くは続かない」という考えのもとにに僕はキーボードを叩いている。
その「遠い先」は「今」とがっちりつながっている。
「唯一無二のスキルをひとつ持つ」という発想は捨ててしまおう。「複数のスキルを持つ、新たなスキルを獲得し続ける」という考え方に切り替えるのだ。
22歳から80歳までおよ60年働くと考えた時、社会人経験12年というのは、たったの5分の1なのだ。
「スタートから5分の1までの期間でした経験を活かして、残りの5分の4を生き抜く」この発想自体がナンセンスだと素直に思った。
だから僕は「これまでの経験を活かそう」という考えをできるだけ排除しようとした。
自分の興味関心が変わっても「これを目指す!」と宣言した自分に嘘がつけなくなってしまう。
無意識のうちに、一貫性を維持しようと心の片隅にある違和感を押し殺し、時にはチャンスを逃すことにつながってしまうのだ。
この「違和感」こそ、時代の適応だったり自分の成長だったりすることを、忘れずにいたい。
あなたが80歳まで働けるような目標を設定してくれる企業は存在しないし、そんなリーダーもいないだろう。
目標を自分で設定し、課題も自分で見つける。
「自分のことは、自分で決めなさい」だ。
「心が満たされる好きなこと」でしか稼げない。
これからのキャリアには、「その仕事で、自分の心が満たされるのか?」ということが大切になる。
「自分らしさ=人と違うこと」ではない。
価値観の定まっていない人は「何か人と違わなきゃいけないんじゃないか」と誤解してしまう。
「人と違っていること」がゴールになると、自分らしさを見失う。
「普通と違う」「常識からはみ出す」というのは、似たような危険ワードだ。
「みんなと同じだろうと、違っていようと、自分がいいと思うことをやる」
人生において絶対の正解は存在しない。
どれが正解かはわからないし、確かめる術はない。どうせわからないなら、そのときの自分の気持ちに正直になることが、最良の意志決定になると僕は信じている。
どんな仕事でも本気でやるのが鉄のルールだ。
「パパ、かっこいいだろ」と言えない仕事はやりたくない。
ストレスを感じていたら80歳まで働けないと腹の底から感じるからだ。
60年もの間、苦役としての労働を続けられる人はほとんどいない。
あなたにもきっと、あなたのスタイルがある。それはかなりプライベートに近い、あなたらしさと結びついたものであるはずだ。
「人には権力を持ちたいタイプの人もいれば、尊敬されたい人もいるし、なんでも一番手になりたい人、みんなと同調するのが安心だという人もいる。それを見ぬいて営業トークを変えなさい」
「言っても無駄だ」と現場はその情報を上げず、情報なしで判断する経営陣の指示はますますずれたものになる。悪循環の見本だ。
どうすべきか正解はない。でも決めるしかない。意志決定はビジネスそのものであり、経営者の仕事だ。なぜならそれは「うちはこういう会社です」という宣言になるからだ。
正解はないとき、どうするか。それは企業理念や経営者の「自分の価値観」で意志決定するしかない。論理ではなく感情で意志決定する。
自分の価値観を持たなければ。
自分のことは自分で決めなくてはいけないのではなく、自分のことは自分で決めていい。なぜなら、自分で決めるというのは、義務でなく権利だ。
自分の価値観をもちたいなら、あらゆるものの定義を改めて考えてみるといい。
自分の価値観がわかれば、自分のストーリーを生きられるようになっていくはず。
今、あなたの心は何で占められているだろうか?
マネジメントで一番大事なのはモチベーションだと再確認した。
自分のストーリーは自分のものだから、自分が納得していればそれでいい。だが、大切な人に胸を張って説明できるストーリーなら、最高ではないだろうか。
正解のない人生100年時代に、僕たちは自分のストーリーで生きていこう。
資本主義経済のルールで生きている僕たちにとって、「お金をもらう」とは「人の役に立っているしるし」だ。
「自分にはスキルがない」という人は、「世界は広い。いろんなものを求めている人がいる」ということを知ってもらいたい。


なんしか、カッコいい大人になろう。

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