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なぜ男子のわちゃわちゃに癒されるのか??

先日街に繰り出したので、書店で読みたかった雑誌を立ち読みしてきた(買えよ)。

表紙も付録も、何から何までTXT!
中身もほぼほぼTXT^ ^
ほぼ知っていることだったが、私が知らないエピソードもあり、ファンなら首をブンブン縦に振っちゃうほどの共感しかない雑誌だった。

最近でいえば、毎年恒例のハロウィン動画。サムネがかっこよかったのでどんなもんじゃ?と見てみたら、安定のズルっこ X TOGETHERだった。(あまりにも面白すぎて2回続けてみた)

なんと微笑ましい^ ^このわちゃわちゃ感が、音楽と同じくらい彼らを推す理由なんだと改めて実感。

私は音楽とかあんまり詳しくないので、ジャンルとか○○系と言われても全くわからない。とにかく自分がいい!と思うものだけを聴く。はっきり言ってTXTの音楽も「これは○○系ですね」と語れる素養が一つもなく、自分が好きな音楽であることと、彼らの人間性がファンである理由だ。


話は全然変わるのだが、最近知った「ブロマンス」という言葉。

この言葉は先月記事にも書いた「トッケビ」で、トッケビと死神の関係性をブロマンスということを知った。

ブロマンス?「ラ」抜けてるんじゃない?それっていわゆるBLなの?と思っていたが、どうもそうではないらしい。wikiによれば・・・・

2人もしくはそれ以上の人数の男性同士の近しい関係のこと。性的な関わりはない

とのこと。ブロはブラザーから来ているのね!

確かにトッケビさんと死神さんはラブではなかったが、奇妙な縁でつながり最後は友情も芽生えていた。ドラマを離れても2人は交流を続けており、死神さんがトッケビさんを「ヒョン」と呼んでいるようだ。

アイドルのわちゃわちゃ感や仲の良さも、いわゆるブロマンスに含まれると推測する。

しかしなぜこんなにも男子のわちゃわちゃ感に心惹かれるのだろうか・・・?

考えてみれば私のこの「男子のわちゃわちゃ大好き」は、嵐の深夜番組にまで遡る。嵐がデビューしたての頃、HEY!HEY!HEY!に嵐が出演。大野くんの「無です」発言で心を鷲掴みにされた。当時家庭教師のバイトをしていたが、前半は私が数学と英語を教え、後半は嵐について中学生からご教授いただくということをやっていた笑。
嵐は華々しくデビューしたものの、なぜか滝沢くんや翼くんとセットであまり目立たず、「この子達だいじょうぶか?」と心配していた。が、日テレの深夜番組「Dの嵐」などで、本来持っていたバライティー力と男子特有のわちゃわちゃ感を5人は発揮し始める。

有名になり年齢を重ねても、旅行風景や「わちゃわちゃ」を見たいと思った日本のアイドルは嵐だけだ。

しかし男子のわちゃわちゃは、女子にとって未知の世界だ。

女子はどちらかと言うとキャピキャピではないだろうか?おそらく多くの女子(元女子)はわちゃわちゃを経験したことがないかもしれない。私もその一人だった。

だからなのか、男子のわちゃわちゃに一種の憧れのような感情すら私は抱く。


パリに留学していた頃、クラスの男子グループが、『zoé、今日からお前は6番目の男子だ!』といつも飲み会やら映画やらに誘ってくれた。男子5人(国籍バラバラ)+日本人の女一人…。


多分女子としてみられていなかったこと(今思えば悲し🥲)、20代は異様に酒が強かったこと、あと同じホームステイ先の男子が酔っ払った時の回収係だったような気がする。それでも男子の会話を聞いているだけで面白いなー!と思った。

基本アホなことで団子になってわちゃわちゃと盛り上がっているのだ。

そして映画館に行っても奴らは同じで、「あの、私、この人たちとは別で来てるので。一緒にしないでいただけます?」のレベル。

梅佳代さんの『男子』という写真集をみて、『男子って基本アホな生き物なんだな』と思ったあの気持ちが込み上げてくる。
わずかな期間だったが、私は男子のわちゃわちゃを体験できた。


今現在、アイドルのわちゃわちゃは私にとって癒しとなっている。ただわちゃわちゃしている男子(アイドル)をみているだけで心が安らぐ。それを現実逃避とも言うが、ここは癒しという言葉で良いだろう。

それが推しであれば尚更である。

この記事を書いた方が修学旅行先で床の間の掛け軸になると言うのなら、私は枕になって枕投げに参戦する。(そして推しの頭に押しつぶされるという至近距離、結構大胆な目論みだ。)

結局、なんでこんなにわちゃわちゃが好きなのかと言うと、とどのつまりはそこに平和があるから。〜中略〜ごく普通に暮らす僕たちでさえ、日々の人間関係に多大な緊張感と、そこから生ずる疲労感に苛まされています。空気を読まなきゃという強迫観念と失敗できないプレッシャーで、毎日、日が暮れる頃にはヒットポイントはゼロ。そんな地雷原を竹馬で渡り歩くような日常を送る僕たちが、人類愛を最も美しいかたちで体現した推しのわちゃわちゃに安らぎを見出すのは極めて自然の道理。そこに男子の友情が持つおバカ感や、後腐れのないさっぱりとした雰囲気、そして男気あふれるリスペクトがブレンドされることで、その浄化効果は地球を丸洗いできるレベル。推しのわちゃわちゃは、レッドブルより翼を授けるし、ドモホルンリンクルよりお肌にいいのです。(mi-mollet記事より抜粋)

本当、これに尽きるよな。

この画像、枕(私)にとって幸せの極み。

私はあえて男子、女子と区別することはあまり好きではない。

先週放送されていた「ジェンダーサイエンス」でも、女性脳、男性脳と分けることは難しく、むしろ人間の脳内は男性優位な部分、女性優位な部分、中性的の部分とが混ざってモザイク上になっているそうだ。https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/blog/bl/pneAjJR3gn/bp/pn11RwvEEn/

それでも社会の中で分けられた性別で、ブロマンスやシスターフッドという繋がりや連帯感が生まれてくる。それは時に繋がりを強化したりもするが、それらが足枷になることもあるだろう。

ポジティブな方だけをみて、自分とは違うジェンダーの連帯感や絆、わちゃわちゃした楽しさを垣間見れることが、推しのさまざまなコンテンツなのかも知れない。

そして普段は遠い推しの存在が、「おんなじ人間なんだな」と感じられるのが、わちゃわちゃ感なんじゃないかなと思う。

この一年、それらにどれほど癒され、楽しませてもらっているか。そう思うと彼らのわちゃわちゃは地球を救うレベルである(大袈裟💦)。




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