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1月15日は女正月
2015年からNHK・BSプレミアムで「京都人の密かな愉しみ」という番組が全5回にわたって放送された。
外国人で京都の大学に勤める大学教授の視点から、日本人ではなく「京都人」に焦点を当てていく。その中でも特に彼が興味を持った京都人、老舗和菓子屋の若女将のドラマを中心に、京都人の営みやしきたり、文化などのドキュメンタリーで紹介する、大変素敵なドラマだった。
四季折々の伝統や食文化を知ることができ、この番組の影響で「そうだ、京都に行こう。」と本当に京都にふらっと遊びにいったことがある。
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この番組は春夏秋冬で構成されており、京都の人たちが昔からの風習を大切にしながら生活の中に取り込んでいるのかを知ることができた。
今回私が取り上げたいのは、番組でも紹介されていた小豆粥である。
京都には1月15日を「女正月」として祝う風習があり、小豆粥を炊いて女性をねぎらいます。来客の多い正月の間中忙しく働いた女性達の、つつましくて温かいご馳走様。
1月15日(小正月)に小豆粥を新年に食すると、邪気を払い、万病を除くと言われ、平安時代から各家庭で食されていたようです。
年末年始忙しく働いた女性たちを労う意味が込められていたとは驚き。こういう風習について、恥ずかしながらあまり知らない。昔の人は今よりも暦に沿って生活していたのだろう。
この番組を見て以前から小豆粥を食べてみたいと思っていたので、昨日早速作ってみることにした。
参考にしたのはこのレシピ。
榎本美沙さんのレシピ。簡単で体に優しい^_^
少し時間はかかったものの、ゆっくりコトコト炊いて作った小豆粥がこちら。
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お醤油をほんの少し入れただけなので、小豆とお米の甘さがほんのり感じられる。
『京都人の密かな愉しみ』の主軸となる、老舗和菓子屋若女将・三八子さん。常盤貴子さんが演じており、着物姿がとても美しかった^_^
京都の都にかかっているのはもちろん、3×8=24、つまり二十四節気と言われる暦に名前が由来しているという会話が劇中にある。
二十四節気は現在でも農事暦や旬を楽しむ生活暦として使われ、新暦における日付とは異なるわずかな季節の変化、すなわち微妙な季節感を感じ取ることが出来る。京都の人たちは今もなおそれらを大切にしているのかもしれない。
私は日頃から暦を意識して生きているわけではない。だが今回小正月=女正月を一人で楽しんでみた。
古より続く行事や暦を意識して生活してみるのもいいかもしれない。
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