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いじめられっ子なわたしがエニアグラムに救われた理由【タイプ4w5】【HSP】【男性恐怖症】【エニアグラム】

どうも、エニアグラムに人生を救われた人間です。

今回は、センシティブな話題になります。
といっても、エニアグラムの話をすること自体、少々センシティブだと思っています。人の性格を分析するのは簡単なことではないですしね。

特に欠点などを指摘する際には気を付けながら書く必要があります。
しかし欠点、囚われ、不健全など、見たくない要素を正確に分析しているのがエニアグラムだと思います。

ありのままを指摘された結果、グサッとくるのがエニアグラム。そんなところが魅力です。
娯楽として軽く楽しめる性格診断ではないですが、確実に実生活に役立つと思います。

今回はタイプ4の私がいじめられっ子だという話をしますが、全てのタイプ4がそうではないです。ウィング、本能のサブタイプ、環境要因、様々な要素によって人の性格は様々で、タイプ4だからといってみなおなじわけではないです。
それを前提に読んでいただきたいです。

前置きが長くなりましたが、ここから本題です。

私は少しだけ、いじめられた経験があります。からかいと言った方が正しいかもしれません。私は、いじめとまでは言えず、からかいだったなと認識しています。

元々、いじられやすかったり、なめられてしまいやすかったりするタイプだったので、からかわれるのは自分でも仕方なかったと思っています。

生まれつきのいじめられっ子気質な私がどのように世界を認識し、適応してきたかを、現時点の私の言葉で述べていきます。

今回は長くなりそうなので、項目ごとに書いていきます。noteの機能を上手く使いこなせないので、読みにくいと思いますが、ご了承ください。

  1. 私の思う「いじめ」

  2. タイプ4はいじめられっ子なのか?                 -私の素質・経験から、いじめられた理由を分析する

  3. いじめられないようにした高校時代

  4. 思春期のフラストレーション爆発・いじめ後遺症

  5. エニアグラムとの出会い                       過去の辛い経験を克服?するためにしていること

  6. まとめ


1.わたしの思う「いじめ」

いじめには種類があると思います。
 明らかに周りとは違う子を排除するいじめ
 ある日突然始まる、理由もないいじめ
 喧嘩、因縁、嫉妬などから発展するいじめ
 強い子が弱い子をいじめるいじめ
 いじりがエスカレートしたいじめ

大体こんなかんじでしょうか。

また、本人はいじめられたと思っていても、周りからするといじめと思われないケースもありますよね。
私は、自分で人から嫌われることをして、みんなから嫌われたことをいじめられたといっている子を見たことがあります。

私が受けたからかいいじめは、異分子の排除、いじりのエスカレートかなと思います。ほぼ、私の悪い部分がいじめの原因になったと思います。
たまたまからかい程度で済んだ私ですが、環境が違ったら完全ないじめに遭っていたと思います。

2.タイプ4はいじめられっ子なのか?         -私の素質・いじめ経験から、いじめられた理由を分析する

私は幼少期からかなり臆病で、人見知りでした。
最近「HSP」という言葉が浸透してきましたが、もろにそれです。
あとこれも最近よく使われる語ですが、「陰キャ」。これもわたしです。
小学生のころから中二病でした。いや、20代の現在も中二病です。

このような特徴は、タイプ4の人に多いと思います。もちろん、ウィングや本能のサブタイプ、環境要因でそうではない方もいると思います。また、他のタイプでも似たような特徴を持つ方はいます。

HSPはタイプ4、タイプ6に多いと思います。しかし、タイプ6は周りを見る力があるのでタイプ4より集団に馴染むのではないかと予想します。
タイプ4の要素、特にウィングが5だとぼーっとしていたり、社会性が無かったりする傾向があると思います。なので、異分子扱いはされやすいと思います。また、ウィング5はウィング3よりもふわっとした雰囲気?なよなよ感?があるので、いじめられやすい雰囲気をもっているかもしれません。


ここまで紹介した要素で私がいじめられやすそうなのは分かると思います。
あと私のダメな点は、いつもびくびくしてる割には自己中で、無意識に一人行動をする、さらにコミュ障なところです。悪く思われる要素満載です。

わたしがからかわれやすかったのは、反射的に人の言うことを聞いてしまったり、言い返せないところ。気が弱いんですよね。
(人には気を使って傷つきそうなことは絶対に言わないようにしていました。今はそこまでではなく、幼少期の方がHSPぽかったと思います。)
また、仲良くない人とはうまく話せないところ。話すのが苦手で、話しかけられても困ってしまって無視することとかありました。結構やばいですね。社会性が無いので、自分がどう思われるかを全くわかっていなかったのも、みんなから浮く理由の一つだったと思います。

でも、なんとなく幼稚園、小学校は居心地が悪いな、くらいの感覚しかなくて、仲の良い子や幼馴染とは元気に遊んでいました。
私、色々な面で頭が悪いので認識がおかしかったです。ぼーっとしすぎてたと思います。いつも上の空。授業もまともに聞いた記憶がないです。
活発な子が好きな先生からは変な子と言われました。先生が何となく自分のことを好きではないことを分かっていたので、なんとなくひねくれていった気がします。
というか、小学生の時点でひねくれたのは、数人の先生が原因でした。

自分がみんなに合わせようという意識はなく、自分を認めてくれないなら嫌い、と思っていた辺りもタイプ4ぽいかなと思います。
あと昔から空想の世界で楽しんでいたり、母親(認めてくれる存在)にべったりだったりする辺りも、4ぽいなと思います。
母親以外から慰められるのも、抱っこされるのもNOでした。(本当に私のことを理解していないのに適当な言葉をかけてほしくないと思っていました。めんどくさい子ですね)

私は、周りの子よりも社会性などの諸々の成長が遅かったと思います。

しかし、中学生あたりから徐々に「あ、人と話さなきゃいけないんだ、友達は作った方がいいんだ」と、遅いですが社会性が芽生えました。
そこからは、自然と仲良くない子ともフレンドリーに話せるようになりました。学校は楽しかったです。
それまでのびくびくおどおど感はまだマシになっていました。

ただ一つ、大きな問題がありました。それは、男子が苦手だったことです。
私は幼少期から男子が苦手でした。
勝手な予想で、男子はデリカシーがなさそうで自分を傷つけてくるかもしれない存在だと思っていたので、怖いから避けるといった対処をし続けていました。(男性の方、すみません。自分が過敏すぎるだけで、酷い人ではないのは分かっています。)
しかし、中学生にもなると異性を異性として意識し始め、男子と女子が仲良く会話したくなる時期ですよね(?)。

私は男子に話しかけられてもガン無視してしまっていたのです。それは、関わり方が分からなかったから。女子は同性なので会話するのに慣れていましたが男子にはまったく対処できていませんでした。

最初は普通に話しかけてきた男子も、私の対応のおかしさに気づき、私をだんだん嫌っていました。しかも、その男子がクラスの中心的な男子だったのです。
最初は、ただ嫌っている程度だったんですが、それがだんだんからかいになっていきました。直接何か言われるわけではなく、仲のいい男子と私のことをなんかいっているなというのが分かる程度でしたが。
私は怖かったのですが、対処法を知らないので、何事もないようにふるまっていました。
しかし、エスカレートして授業中に後ろからわざとなにかを投げてきたりするようになりました。

席の近くの人は気づいていたと思いますが、あまり大々的にやっていなかったのでクラス全員には特に気づかれていなかったです。
私が一人でいる時にしかしてこなかったので。

ものをなげてきたり、明らかにひそひそからかっていたりするのが数か月続いて、かなり怖かったです。学校は絶対に休まないのが当たり前の家庭だったので、学校に行くのがとても怖かったですが、なんとか耐えました。

いじめられている原因が私なのは明確ですが、それでも怖くてどうすればいいかわからなくて、男子を見るたびに恐怖でお腹の辺りがキュウっとなるようになりました。 社会性の発達が遅いのが原因かはわかりませんが、元々男子を異性として好きになるという感覚を持ち合わせていなかったこともあり(そもそも怖がって話しすらできていないので好きにもならない)、より男子と関わるのをやめました。

このいじめはこの時のクラスの男子にしかされてないのでクラス替えをしたらされなくなりました。
しかし、この経験から男性恐怖症っぽくなりました。外で同世代くらいの男子がいたらお腹が痛くなって心臓がバクバクして男性が近くにいたら逃げるようになりました。

3.いじめられないようにした高校時代

女子の友達とは楽しくできても、男子が苦手なのは高校でも同じでした。

でも高校では、男子が苦手とか言っている場合じゃない、いじめられないようにしなきゃという恐怖心と決意があったので、高校時代は男子とちゃんと話すようにしました。

前節で述べるのを忘れてしまいましたが、そもそも、友達が男子と話すときだけいつもと違う感じになるのが、小学生のころからなんとなく嫌というか気持ちわるいなと思っていたんです。あと、幼稚園の時、男の子から好きと言われたとき、セクハラに遭ったような気持ち悪さと自分が壊されていくような不快感があったのでそもそも男女のかかわりが苦手だったんです。(人として嫌いなわけではなく、性を感じるのが苦手でした)

しかし、いじめられる恐怖を味わうくらいなら男子と頑張って話せるようになろうと思いました。

男子とちゃんと話すと、意外と普通に話せました。
でも、このクラスの男子はいじめしなさそうだなと判断したクラスではまた男子と話す努力をやめてしまいました。
しかし、女友達は高校になると○○が好き、○○と○○が付き合ってる、とか、恋愛話が多いし、高校全体で男女の交友が盛んになってきますよね。

私の高校は運悪く、私と似たような気質の女子があまりいなかったし、女子っぽい女子が多かったので、男子との話や恋バナが多く、その面は苦痛でした。

友達も男子とまったく話さない私をおかしく思っていたようで、それを知った時わたしは「やばいまたいじめられるかも」と思い、高校3年生の時はまた頑張って男子と話しました。
もう男子にトラウマがあるせいで意識的にスイッチをいれないと話せない感じでした。

中学時代のいじめがきっかけで同世代の男子が苦手になった私はもう反射的に男子を避けてしまうようになっていたので、高校でも話したことのない男子はすごく怖かったし、男子が歩いているだけで逃げたくなっていました。

しかし無事、高校時代はいじめられることなく乗り切りました。

4.思春期の情緒不安定・自暴自棄・いじめ後遺症

私がいじめられたのは、私にコミュニケーション力が無かったからです。

ほぼ私が悪かったと思っています。
なので、それでいじめられたのは仕方ないと思っています。

でも、ありのままの自分の気質が人から嫌われる要素満載だったこと、悪い意味で変だったことに気づいた高校生あたりから、生まれつき自信がないのに、さらに自信がなくなり、自己肯定感とか、自尊心がマイナスになり、劣等感でいっぱいになりました。

自分の存在が恥でしかなかったです。

高校時代はいじめられはしませんでしたが、だんだん自分について考える時間が増え、1人で落ち込んで、自信がなくなって突然人と話さなくなったり、長期休みには誰とも会わず家でずっと泣いていたり、自殺を考えたり、もし自殺したら地獄に行ってずっと苦しい思いをするのかなとか考えて、精神状態が悪かったです。完全に自分だけの世界にこもるようになりました。

思春期ですから、このくらいの情緒不安定さは多くの人にあるかもしれませんが、私の高校時代は特に病み時代でした。

なんで私はこんな気質で生まれたのか、みんなみたいに恋愛にも気軽に興味は持てないし、学校の人間関係はなんだかつまらないし、気が合う人もいないし、学校から帰ってきたらぐったり。みんなと同じような感性になれない自分自体に嫌気がさしていました。

しかし、どこかであんな単純な奴らとは違うみたいな痛々しいことも考えていたため、自分は周りと違うという劣等感と自分は特別なんだという優越感どちらももっていて、なんとも高校生ぽいな、タイプ4ぽいな、と今はそう思います。劣等感を埋めようとして、人を見下しているんですよね。

また、高校時代はいままでのフラストレーションが爆発した時期でもあったので、幼少期の私に比べ気が強く、ツンとした雰囲気になるとが多くなったと思います。
機嫌が悪いツンとした感じと、自信喪失でナヨナヨした感じ、突然どうでもよくなって楽しそうにしたり、日によってテンションが違いました。

対人関係に疲れ、人に気を使うことも少なくなりました。
また、1人で行動したいという気持ちも強くなり、友達と話したくない日は話さないでいたり、机に突っ伏していたり、ずっと音楽を聴いていたり、機嫌が悪かったら察しろと言わんばかりの態度をそのまま出したり、かなり嫌な人間になっていました。
(私は幼少期から、人間関係のストレスが強くなると、あえて人を困らせたり、察しろといった態度を前面に出したりする最悪な欠点があります。高校時代はこれが強かったです。)

気が強くなったのは、虚勢を張っていたんだと思います。
自信が無くて、あえて強がっていました。
あとは、もうどうしたらいいかわからないという自暴自棄行為でもあったと思います。
友達には本当に申し訳ないことをしたと思っています。
絶対嫌われてるか、めんどくさい子だと思われていると思います。

中学時代のいじめがなくても、もともとからかわれやすかったので、自信はなかったと思います。

私は小さい頃から悪夢ばかり見ます。いつも、追いかけられたり、変な世界に入って出られなくなったり、不気味なものだらけだったり、人から馬鹿にされたりする夢ばかりです。

潜在的に自信がないのがなんとなく表れているのでしょうか。

忘れたと思っていても、中学時代のいじめの夢を見ることがあります。
それで中学時代に気持ちが引き戻され、今はうまくやっていると思っていても、やっぱり本当の自分はコミュ障で挙動不審な人から嫌われる人間なんだと、辛くなります。

ましにはなりましたが、どこかで男性が怖くて、いついじめられるか分からないといった恐怖心を捨てきれていません。
高校の終わりごろには社交不安障害ぽくなっていました。
人から見られたくない、人が怖い、という気持ちがとても強かったです。
元々、社交が苦手なので、色々な経験から、完全に社交不安になってしまいました。(今は高校の時よりはましになっています)

5.エニアグラムとの出会い                       過去の辛い経験を克服?するためにしていること

高校時代は部活もせず、ネットサーフィンばかりしていました。
元々、小学生の時からネット好きで、パソコンでネットサーフィン、アニメばかり見ていて、スマホを買い与えられた高校時代はずっとネット漬けでした。

でも、SNSはほぼやっていなかったです。プライベートでは学校のもの全般と関わりたくないという意思がありました。

そんななか、何がきっかけかは忘れましたが、エニアグラムと出会ったのです。ほぼ、大学生になるあたりだった気がします。

診断をしたところ、タイプ4と出て、そのタイプ4の特徴を読んでいくと、
私の人生、ずっと誰かに見られてたのか?と思うほどドンピシャに当たりすぎていて本当に驚きと感動でいっぱいになったのを覚えています。

同時に、私は自分の人格を複雑なものだと思っていたのに、こんなに類型化されている、しかも、わたしのカッコつけているところや欠点、その心理までこんなにバレているなんて...と、恥ずかしかったです。

そこからエニアグラムにのめりこみ、自分の思考癖、自分の欠点を正しく理解するようになり、いろいろな呪縛から解き放たれることができました。
みんなそれぞれ性格があって、自分だけがおかしいわけじゃないんだ、必要以上に孤独感を感じる必要はないんだと気づき、だんだん心が安定していきました。
あ、いま不健全モードだな、とか、メタ認知もできるようになりました。

私が辛い経験を克服するためにしていることは、エニアグラムタイプ4の説明を読むこと、どうにもならないことは全部笑う、疲れたら寝る、ということです。

タイプ4は情緒不安定になりやすいので、やばいなと思ったらすぐ寝ましょう。

6.まとめ

私は生まれつきいじめられっ子気質です。
タイプ4はお高くとまっているように見えたり、行動がおかしかったり、でも自信が無さげで弱弱しそうなので、いじめっ子からすると、いじめやすい隙があるんだと思います。

色々嫌な経験をしましたが、どれも自分が原因だったんだなと思います。
いじめられる方が悪いとは思いませんが、いじめられる悪い原因があるのなら、気づいた方が本人のためになります。

エニアグラムと関連させて語ろうと思ったのですが、ほぼ自分語りになってしまいました。

私の欠点によって不快になった人すべてに申し訳ないと思っています。
私をいじめた男子にもそう思います。無視して申し訳ない、おかしくて申し訳なかった。でも何回か痛い目みろとは思います。



さいごに

こんなかんじでエニアグラムに関する自分の見解を書いていっていますので、興味があったら他の記事も読んでほしいです。


こんなまとまりのない長文を読んでくださりありがとうございました。

この記事が、誰かの何かの役に立ってくれればうれしいです。










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