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気分が落ち込んでどうしようもない!「しょんぼりモードの日」の過ごし方

気分が落ち込む日がある

体調がすぐれない時や、疲れがたまりすぎた日。

「どうも調子が出ないな……」と感じる日は、誰にでもあるのではないでしょうか。

私はこういう日を「しょんぼりモードの日」と呼んでいます。

いつも気分ノリノリ、テンションアゲアゲの方が良いのかもしれないけれど……。人間、上がる時もあれば下がる時もあって当たり前。

今日は「しょんぼりモードの日」の過ごし方をアイデアとしてまとめてみました。

しょんぼりを乗り切る!3つの心得
自分は悪くないことを知っておく

まず、この心得はとっても大切です。

あなたがしょんぼりした気持ちになっているのは、あなたのせいではありません。

人間は体が疲れていたり、体調が悪かったりすると、気持ちも落ち込んでくる場合があるのです。

女性の場合は、ホルモンの影響を多分に受けることもありますね。

この時の「しょんぼり」の原因は、あなたの心ではなく単に体が疲れている/本調子ではないこと。

「こんな自分はダメだ」「もっと頑張らなければ」という焦りは(難しいかもしれませんが)いったん脇に置いて、しょんぼりした日はいつもと違う過ごし方をして休養しよう、と決めてしまいましょう。

「落ち込んでいる」ではなく「しょんぼりしている」

私は言葉選びも大切にしています。

以前は、「今日は気持ちが落ち込んでるな……」と捉えていました。

しかし、私にとって「落ち込み」という言葉はあまりに重大すぎたのです。

「自分は落ち込んでいる」というセルフイメージが負のスパイラルを生み出して、私はますます憂鬱になってしまいました。

そこで、もっと柔らかい言葉をつかうことに。

登場したのが「しょんぼり」です。

「しょんぼり」も「落ち込み」も大まかな意味は同じかもしれませんが……。

私が「しょんぼり」と口に出す、また思う時、心の中にはしょぼんの顔文字(´・ω・`)が連想され、ちょっと可愛らしい感じが出るのです。

ちなみに「落ち込み」だと、顔文字も連想できないくらいに沈んでしまいます。

だから可愛い響きの言葉を取り入れて、「ちょっとだけ、気持ちが沈んでいる日」と捉えるように心がけています。

のんびり、丁寧に

「しょんぼりモードの日」は、どうやら頭の回転が鈍くなっている日である様子。

上手く回ってくれないから、なかなかしょんぼりした気分から抜け出せないし、いつものペースでタスクをこなそうとしても能率が上がらないし、それでまた気分が落ちてしまうし……。

悪循環です。

何度かそれを繰り返したあと、「いつも通りにやるのは諦めよう!」と決意しました。

だって、「しょんぼりモードの日」なんですから。

本棚のよく目につくところに、こんな紙を貼りました。

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「手早く量・数をこなす」

「のんびり・ていねいにやる」

と書いた付箋です。

これを常に意識しておくことで、手早くタスクをこなせない罪悪感を減らす試みをしています。

手早くこなせない→ダメ ではなくて、
手早くできない日→ていねいにやる日 と捉える練習をしているのです。

目に付いたところに付箋を貼っておく方法は私にとってかなり有用で、「しょんぼりモード」に陥っていつもの心がけを忘れていても、その時に書き残した付箋が大切なことを思い出させてくれます。

「のんびり、ていねいに」を心がけていると、動作がゆっくりだとしても必要最低限なタスクはこなすことができ、「気分が落ち込んでいるから、何も上手くできない」という罪悪感から足を洗うことができるのです。

しょんぼりとつきあう、3つのアクション

ほかにもやっておくと、自分をいたわれるアクションがあるので紹介しておきます。

いつもよりちょっといいものを飲む

これは私の場合ですが、「しょんぼりモードの日」は朝目が覚めたときに分かります。

あ、今日やる気湧かないな、と気づけてしまうのです。

そんな日は、毎朝飲む紅茶をちょっといいものにグレードアップ。

こういう時のために、お気に入りのティーショップの試供品を溜めているのです。

いくつかある在庫のなかから、気分でひとつ選び、香りを楽しみながらティーポットへ。

ミルクティーにするときは、いつも小さじ1杯の砂糖を2杯にします。

牛乳も増やしちゃう!

そうやって「今日は特別」を作ると、「しょんぼりも悪くない」と思えてちょっと穏やかな気持ちになれるのです。

いつもよりちょっといいものを食べる

上と似ていますが、食べ物もちょっと普段と変えます。

私はいつも1日1枚までと決めている板チョコを「今日はしょんぼりしてるから」という理由で2枚までOKに。

実際には2枚食べないこともあるけれど、「今日は特別にいいよ」という規制を緩める感じが、張りつめた心にも余裕をもたらしてくれるのかもしれません。

ちなみに「板チョコ」が「プリン」のこともあれば「間食(朝10時のカップ麺、夜中のお菓子)」のこともあります。

いつもやらないことをやりましょう。

だって「しょんぼりモードの日」なんですから。

いつもやってるけど面倒臭いことをサボる

どうして、人はしょんぼりしてしまうのか。

大多数の原因は「疲れている」に繋がっていると考えています。

疲れているなら、休むべき! ところが、これがなかなか難しい。

調子が上がらないからこそ「今日の自分はダメだ、もっと頑張らないと」と追い立ててしまったり、なぜか真夜中までだらだら起きてしまったりするのです。

しょんぼりモードの日は「のんびりやる日」と決めて、良いもの飲んで良いもの食べて、「休む」に全振りしてみましょう。思いきりが大事です。

永遠にぐうたらするわけではないのですから。

「休む」に全振りする方法のひとつとして、私は「いつもやっているけれど面倒臭いことをサボる」を取り入れています。

私の場合は、お風呂ですかね。

シャワーで済ませたり、いっそ入らなかったり。

もともとお風呂が嫌いで、毎日「うああああ、しょうがない、入るか……」と葛藤しているため、お風呂に多大なるエネルギーを使っているのです。

思いきって「今日は入らなくてもいいや!」と捨ててしまうことで、空いた時間と余ったエネルギーが気持ちをスカッとさせてくれます。

人によってはお化粧や、その後の洗顔と入念なお手入れ。

あるいは洗濯、皿洗い、料理……。

「面倒臭いこと」にはありとあらゆるものが当てはまる可能性があります。

1日ぐらい、たぶん困らない。思い切ってサボりましょう。

簡単なメイク落としだけで済ますとか、つけ置きだけしておくとか、コンビニ弁当で背徳感を味わうとか。

手抜きを楽しむ精神も持って、「1日だけサボる」のは案外楽しいかもしれません。

みんなでしょんぼりすれば怖くない

学生時代、「俺全然テスト勉強してないわー」という人に限って、点数が良かったりしました。

日本人の、「サボった」の大半は嘘なんじゃないかと疑いたくなります。

だからこそ「みんなはちゃんとやっている気がする」「ちゃんとできていないのは私だけ」に見えて、なかなか休めないのかもしれません。

でも前述の通り、人間は気分の上がり下がりがあって当たりまえ。

フラットになる努力(振り切れ過ぎない)のはもちろんですが、「下がった気分とどう付き合うか」のスキルも大切なのではないでしょうか。

この世で、しょんぼりしているのが自分だけと思うと心細いけれど……。

もしかしたら、向かいの机に座っている人も。

電車で隣に座っている人も。

町ですれ違ったあの人も。

内心しょんぼりしているかもしれません。

みんなでしょんぼりすれば、怖くない!

しょんぼりした日はのんびりして、ていねいにやって、サボることを自分に許してみませんか?

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