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【近況こばなし】「繊細」が朝ごはんを作ってくれた

どうも、「無気力」です。

僕は朝ごはんに対するモチベーションが低い。

一般的な日本人の流れ。朝ごはんを食べたら学校や仕事に行く準備を始めなければならない。

その「1日が始まる感じ」がなんとも苦手なのだ。

10時間以上の長い長い1日を、これから乗り切らなければならないということが。

朝ごはんに対してそういう印象を持っている僕は、だから平気で朝ごはんを抜いたりする。そもそも料理もあまりしないし……。

このあいだも朝いちばんに書きたい記事があったので、目が覚めて早々に「よし、記事を書こう」とパソコンを立ち上げようとした。

その時、「繊細」の声が。

「待って! 朝ごはん作ったげる」

朝ごはんの重要性は僕だって認識しているつもりだ。抜けば空腹になるのは目に見えているし、誰かが作ってくれるならありがたい。

「繊細」の提案を受け入れるとパーツのスイッチがスムーズに行われ、布団から体を起こしたのは「繊細」になった。

「繊細」はおなかいっぱいになる美味しい朝ごはんを作ってくれて、皿洗いと洗濯まで済ませてくれて、主が朝やるべき仕事は全体的に片付いた。

朝の6時台から執筆する気満々だった僕が、机に向かったのは結局9時に近い時間。けれども心は満たされていた。

もうやるべきことは終わっている。僕が執筆にいくら時間をかけようと、思考を中断させてくる洗濯機のブザーや、無意識を焦らせるシンクの皿はない。

それにお腹もいっぱいだから、空腹にわずらわされることもない。

いつも必ずこうなるわけではないけれど、この日の朝は快適ですがすがしかった。

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