大人になってからするおもちゃ屋めぐり
こんにちは。皇月ノエルです。
未だにおもちゃ屋さんに行って楽しんだりしてます(^▽^)
おもちゃ屋に年齢なんてない!いつ行っても楽しいぞ!
というわけで、この記事では私がおもちゃ屋でどんなところを見てるのか? をちょっと解説していきます。
観点1:最新鋭のおままごとセットをチェックする
うちにはいろんな種類のおもちゃがありましたが、私がいちばん好きなのはおままごとセット。
特に、本物か!?と見まがうくらいリアル志向なやつが好きですね。
もし今の時代に3~5歳くらいだったら、間違いなくIKEAのおままごとセットひとそろいを手に入れたいと思っていたことでしょう。(今も思う)
そんな私は、おもちゃ屋さんに行くと必ずおままごとセットの売り場をチェックします。
最近のおままごとセットは進化を遂げていて、自分が持っていたもの/当時売っていたものとの変化を見るのがすごく楽しいんです。
「かわいい!このフライパンのデザイン、ティ○ァールみたい!」
「電子レンジがちゃんとランプつくの良いな」
「小さ目炊飯器かわいい~」
「かわいい! このおままごと台かわいい!」
「ミニダイ○ン! 本当に掃除できそう(笑)」
などなど。
最近のおままごとセットは、よりリアル志向なものが増えている気がします。
私は当時から、「いかにもおもちゃです!」なカラフル調理器具セットが嫌で、どちらかといえばまさしくIKEAで売っているような、ステンレスっぽくて、プロの料理人が厨房で使っていそうなフライパンやお鍋が好きだったんです。
だからおもちゃ屋さんで、「本物?」と思わされるくらいリアルなおままごとセットを見つけると、「うおおお!」と心が盛り上がります。
観点2:最新のドールハウス関連をチェックする
おままごとセットと似ているんですが、次に隣のレーンに移動して、お人形さん関連を見てます。
子どもの頃遊んだことがあるもの。
シルバニア、リカちゃん、バービー、メルちゃん、ポポちゃんなどなど。
新しい小物が出ていたり、友達が増えていたり、「現代だな!」というアイテムが追加されていたり(キャッシュレスとか)。
おもちゃから時代の推移が見れるのが、面白いなと思うのです。
あとびっくりしたのは、目を閉じるメルちゃんと、一緒にお風呂に入れるぽぽちゃんが登場していたこと!
うちにはなぜかメルちゃんもぽぽちゃんもいたのですが、ぽぽちゃんは一緒にお風呂に入れず、メルちゃんは一緒に寝ても目ガン開きなので(笑)、状況に応じてどっちと一緒にいるかを使い分けていたものです。
ところが先日おもちゃ売り場に行くと、メルちゃんシリーズの中に「目を閉じるお人形」が登場し、
すぐ隣のぽぽちゃんシリーズには「一緒にお風呂に入れるお人形」が登場していました。
衝撃。カルチャーショック。時代は進んでいる!
こういう発見があるから、おもちゃ屋さんは面白い。
観点3:トミカ売り場を通りかかる
次にトミカを見ます。
トミカは、当時はなかった新しい車が並んでいるのや、最近だとクラシックカーシリーズのパッケージを眺めるのが楽しいです。
↓こういうの
私はレトロな、四角さと丸っこさが絶妙に同居したクラシックカーが大好き。昔のMKⅡとか、ブルーバードとか、かっこいいですね。
売り場で車を眺め、昔持っていたトミカのドアを開け閉めする感触を思い出したり、トミカで遊んだ思い出を振り返ったりします。
あと、並べて売られている立体駐車場系の設備を見るのも大好き。
うちにあったのは、畳むとバッグ型になる道路だけだったので、立体駐車場系のものは未知の、あるいは友達の家に行った時しか遊べない憧れの品として、一種の距離がある愛着があります。
今はまた新しいアイテムが出てて、それがダイナミックな機能を搭載していたりすると燃えますね。
同時に免許を取った今となっては、猛スピードでループ坂を駆け下りるトミカを見ていると「ああ、スレが……これ絶対へこむやつ……」とか考えちゃって純粋に迫力とスピード感を楽しめなくなっているので、そんな自分にちょっと面白いなと思ったりもします。
観点4:赤ちゃん用おもちゃコーナー
赤ちゃん用のおもちゃも面白いのがあって、結構好きです。
特にお気に入りは、いろんなイタズラが合法的に楽しめる「やりたい放題」。
ひと目を忍んで、サンプルのティッシュを引き出したりしてます(笑)。
けっこう感触がリアルというか、楽しめるようにできているので、あれは無心になれますね!良き。
他にも、口に入れても良いよう配慮された「おこめのおもちゃ」や、楽しそうなおもちゃがいろいろついた歩行器など、未知の品物がたくさん。
この時代の記憶はさすがに薄れているので、純粋に「面白そう!」という目で見ています。
観点5:新しいおもちゃ
あと、新しいジャンルのおもちゃを見に行きます。
ホイップるはぎりぎり遊んだけど、アクアビーズは未通過。
最近、アイロンビーズが「パーラービーズ」という名前で再燃してきているのは嬉しいですね。
パナマに住んでいた頃、みんなでいろいろ作って遊んでいました。
最近一番驚いたおもちゃは、ヘアカットとネイルができるやつ!
夜家にあったら怖いのでは? などと妙な心配をしてしまいました9
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夜家にあったら怖いのでは? などと妙な心配をしてしまいました(笑)。
でも確かに、家族の髪を好き勝手にさせてもらうわけにはいかないし、ネイリストごっこは自分以外の人の都合がつかなきゃできない。
ああいう、1人で「○○屋さんごっこ」ができるおもちゃは、少子化の時代必要なのかもしれません。
ちなみに「今はこんなのがあるんだぁ、すごいなー」と純粋に感動した後日、このおもちゃで男性YouTuberさんたちが独創的なヘアスタイルを作りあげていたのを見て、「リアル志向の遊び」という概念を良い意味で壊されました。遊びって自由で良いんだなぁ。
大事な子ども心を思い出すきっかけ
子どもがいるのでもない限り、おもちゃ屋の奥深くまで分け入っていく大人はそう多くないかもしれません。
でも、私は思います。
大人になっても、おもちゃ屋は楽しい!
おもちゃ屋に行くことで、「最近の子ども」たちがどんなことに興味を持っているかの傾向を掴む役に立つかもしれないし、おもちゃに使われる新しい技術に目を見張るかもしれません。
たとえ身近に子どもがいなくても……いや、いないからこそ、おもちゃ屋で見かけるおもちゃや、周りで商品を選ぶ子どもたちから、「子ども心」を復活させることができるのではと思うのです。
子ども嫌いな人って、割と多いイメージ。
それはもしかすると、「自分が子どもだった頃」を忘れかけているからなのでは?
「早く大人にならなきゃ」「我慢しなさい」と言い聞かせられて育ち、「子供っぽい」ことは恥ずかしいことだと思いこまされてきた。
そんな過程を辿ったら、子どもを「嫌なもの」「わけの分からないもの」として忌避し、接し方も分からなくなってしまうのは当然です。
けれど本当は誰にでも「子どもだった頃」があり、当時持っていたクリエイティビティや想像力は、大人になった今でも仕事や日常生活に活かす場面があるはず。
子どもに不寛容なエピソードを見かけることも多いけれど、もし多くの人が自分の子ども時代や子供っぽさを受け容れることができたら、バスや電車の中で妊婦さんや子連れの人が非難の目や言葉を向けられることも、肩身の狭い思いをすることも減っていくのではないでしょうか。
きっかけはおもちゃでもなんでも良いんだけど、始まりのひとつとして。
ちょっとおもちゃ売り場を覗いてみるのは、気軽な始まりになるかもしれないなと思います。
ちなみに:大人がおもちゃ屋にいても恥ずかしくない!
子どもも連れてない大人がおもちゃ屋に入っていって、恥ずかしくないのかって?
周りの目が気になる人(例えば、私)は、気軽にショッピングモール内のおもちゃ売り場から始めましょう。
電気屋内にあるおもちゃ売り場でも良いです。とにかく、別の売り場が併設されているところ。
曜日と時間にもよりますが、大人もけっこういるのが分かると思います。
本格的なプラモデルや細かいジグソーパズルなども、おもちゃ屋に売られているからです。
おもちゃ好きだし、見てみたいけど、人の目が気になる! という人は、「プラモ/パズルを見に来ただけです」という体を装うところからスタートするのがおすすめです。
そのうちに、誰も自分に非難の目を向けないことが分かってくるし、魅力的なおもちゃを見つけたらそれどころではなくなりますから(^▽^)
また、私は眺めているうちにもう一度ドールハウスを追求したくなり、最近シルバニアファミリーを買い戻したりもしています。
おもちゃ屋さんから派生して、新しい趣味すら見つかるかも?(笑)。
楽しいおもちゃから始まって、子どもに優しい人が増えますように。
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