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繰り返しを愛する私が辿り着いた、最強のゲーム

「もしも」の可能性を追い求めて

私は「繰り返し」を愛していると思います。

どういうことかというと、自分が取らなかった「もしも」の可能性を、です。

小さい頃から、見る夢に既視感を覚えることが多くありました。

一度みたことのある夢を、また同じように繰り返す。

ある時は、前回とは違う行動を取ってみたり。

それで失敗したら、3回目は1回目を真似て、先へ進む。

次の選択肢で、また別の行動を試す……。

そんなふうに。

現実でも、やったこと・やらなかったこと、言ったこと・言わなかったことをあれこれと考えて、

「もし、あそこでああ言って(やって)いたら」と考えては、別の可能性ある未来を夢想したりしていました。

そんな私の前に現れた、画期的なゲームシステム。

そう、「強くてニューゲーム」です。

「強くてニューゲーム」との出会い

私が最初に「強くてニューゲーム」の概念と出会ったのは、「FINAL FANTASY X-2」がきっかけでした。

当時私はまだ4歳で、母親のデータを借りて、「敵避けの指輪」をつけてスピラを散策する楽しみ方をしていたのですが……。

強い装備を持ったまま、物語を最初から遊び直すことができる。

弱くて行けなかったところもスイスイ進める。

「もう先の展開を知っている」全能感と、強い装備で敵をなぎ倒していく爽快感。

既知の世界を、少し違った持ち物で冒険しなおす感覚は、きっと最初から私の感覚にマッチしていたのでしょう。

私が愛する最強のゲームーーRIGHTING RETURNS FF13

そんな私は、「強くてニューゲーム」機能を搭載した、最高のゲームに出会うこととなります。

それこそが、「RIGHTING RETURNS FINAL FANRASY 13」です。

アセンションを連想させるような壮大なストーリー展開。

半オープンワールドな広大な世界。

ライトニングの美しい衣装。

難しすぎない、自由度の高いアクションバトル。

何よりも、何度でもやり直せる「強くてニューゲーム」

すべてが私に合っている。

あまりにも気に入りすぎて、通算10周はしているのではないでしょうか。

強くてニューゲームに強くてニューゲームを重ね続け、ありとあらゆるコスチュームと武器を集め……している間に、大量のクエストを効率よく回り、すべてをゲーム内日数5日以内で片付けられるようにすらなったほど。

それだけやりこんでも、たまにまたやりたくなって、思わずコントローラーを握ってしまう一作です。


クエストが早く終わったら暇かというとそうでもなく、このゲームの楽しみ方は無限大。

私は空いた時間で町の細部を観察したり、今まで通らなかったような時間に、通らなかった場所に行って人の流れを観察したり……。いろいろ楽しんでいました。

ここでもやっぱり楽しかったのは、「先の展開を知っている」微妙な全能感と、「もし、前回と違う動きをしたら……」をより自由に試せる感覚でしょうか。

世界を隅々まで味わい尽くす、知り尽くす感覚が好きなのでしょう。

FF13好きの同志はいませんか

FF13シリーズが発売された頃、私は中学~高校生でした。

当時、周りにリアルタイムでFF13をプレイしている人がおらず、話し相手はもっぱら母。

ゲームの楽しみ方の観点が違うので、私は物足りなさを感じていました。

それにFFシリーズでは7や10が取り上げられることが多く、13シリーズは大きく扱われることが少ない印象。

良い話なのに……。

私、いちばん好きなシリーズなのに……。

このnote内には、FF13がめちゃくちゃ大好きって人はいませんか? 

あるいは、「繰り返しの可能性を考えるのが楽しい」って人とか。

めぐりあえたらものすごく嬉しいのですが。

今まで似た感覚を持った人に出会ったことがなくて、「もしかして、私だけ!?」と小さな孤独を感じていたりします。


また「FF13気になってたけど、よく知らない」「どういう感じか気になる」という人には、私が過去に書いた記事もおすすめさせてください(^_^)

キャラクターについて、マップから広げた考察など、いろいろ書いています。

FF13好き友達が欲しい、今日この頃。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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