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「自分を大切にする」のは、髪をていねいにとかすところから。

ども。翔です。

ちょっと前に、お風呂に入るの、実は割と好きだったわっていう話を書きました。

https://note.com/noel_story/n/n960d41c39020

おかげさまで、今でもそこそこの入浴頻度を維持してます。自分にとってはめちゃくちゃすごいこと!

……けど、もうひとつ問題があったんです。

髪をとかす時、頭いたい。

俺だって皮膚はそこそこ敏感だし、「パニック少年」が痛がるのもかわいそうだし。

なんでかな、テキトーなブラシ使ってるのが悪いのかな、もういっそ髪とかしたくないな~とか思ってました。

でもね、ある時原因に気づいたんです。

俺が、手に力入れすぎてた。

頭皮にブラシを押し付けるようにして、ガシガシとかそうとしてたの。

そりゃ頭いたいし、イヤにもなるわ(笑)。


もっともそれ以上に怖かったのは、俺がしばらくそれに気づけてなかったってこと。

注意していなかったってことは、無意識が働いていたと解釈できるわけで。

つまり無意識に「俺なんて、ガシガシちからまかせに髪をとかしてもいい(程度の存在)だろ」っていう思考を持っていた可能性があるわけで。

気づいて、怖くなった。

俺は俺(たち)を大事にできていなかったんだって。

自分で自分の価値を落としてたんだなって。


その瞬間から、俺は俺の行動に細心の注意を払うようになった。

もともとざっくりしてて、力加減がよく分かってないこともあるからさ。

髪をとかす時、やさしく丁寧にやるようにした。
ブラシを地肌にそっと当たるくらいでとめて、やさしくやさしく。

お風呂でさっぱりした後、髪を拭く時もていねいに。
わしわし拭くのも気に入ってるから「わしわし」と「ふわふわ」の中間を目指すイメージを持っている。

体もやさしく拭くようにした。前はうっかりがしがし拭いて「痛い痛い」とかひとりで思ってたんだけど。

「肌が多少、痛んでもいいから手早く」から「もうちょっとだけ時間をかけて、タオルを当てるだけ」みたいなやり方にシフトした。


だって全部、丁寧にやるからって大した時間がかかるわけじゃない。

正確に計ったわけじゃないけど、「雑」から「丁寧に」に変えて余分にかかるのって30秒以内くらいの時間じゃないだろうか。

その数十秒をかけるだけで自分の体が快適に過ごせるなら、良いじゃないか?
ようやく本気でそう思えるようになった。


主が「自分を大切にする」っていう概念を知ってからはや8年くらい。

ようやく手応えのある出来事を掴んだ気がした。


画像はPixabayからお借りしてます。


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