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とある日の夕食と日記

4月末で新卒から11年間働いた会社を卒業します。
辞めることを考え始めたのは、昨年の春頃。ちょうど勤続10年が経ったタイミング。

いわゆる営業職で入社した私は、当初は自分がこんなに長く勤められるとは思わず、
「ま、3年くらい続けられたらいいな〜」
くらいの気持ちでした。

営業として働く女性は、大学生のときの自分からすると程遠く、数字を稼ぐなんて無理無理!と思うようなイメージだった。

最初はやっぱり、
毎日必死で覚えることも沢山あるし、お客さんとの慣れないコミュニケーションで四苦八苦、社内の人からの厳しい指摘にヘコむ毎日…

でも、仕事で経験できる事が新鮮で。
たまに成長を感じられる瞬間や、お客さんに喜んで貰えたり、認められたり、先輩に褒められたり。
嬉しい出来事があるから、また頑張ろうと思えてきたし、辛いことがあっても先輩や同期と喋れば自然と楽しくなっていった。

入社から5年経った頃に、職種変更(といっても営業職は変わらずですが)をして、また新たなフィールドでチャレンジできる機会も巡ってきた。

思い返してみると自分はとても良いチャンスを与えてもらえてきたと思う。

なんだかんだ仕事も楽しく出来てきた2020年。
コロナで一気に世の中の常識が変わり、
New Normal!なんてビジネスではよく耳にするようになった。
私は正直、New Normal?と、自分個人に落とし込んだ時にはまだピンと来ていなかった。

でも強制的に世の中が変化・進化していき、毎日触れるものや話すことが変わっていった。
そうすると自然と自分の価値観が変わっていっていることにも気がついた。

大きな変化は、やはり働き方に対する考え方。

1社に勤め続ける。
本業のみの仕事。
毎日出社、対面でのコミュニケーション。
などなど…beforeコロナでの自分の中のスタンダードだった。

私はこれから、自分の能力で社会的に自立が出来ている状態にしていきたい。
営業でありながら事業開発にも携わりたいし、
これまで培ってきたネットワークを活用して、個人でもプロジェクトに参画したい。食に関するお仕事だってしたい。

自分の時間を豊かに使って生きていきたい
と思うようになった。

そう思うと転職することが選択肢の中に自然と入ってきた。

自分に合いそうな会社をのんびりと探すうちに、ご縁があり内定を貰えた。まだ入社前だからか、不安よりワクワクの方が大きく、そんな自分に驚いている。

やりたい事がぼんやりと見えてくると色々なモチベーションも上がり、最近はまめにお料理をするようになった。

これは、最近の平日晩ごはん。

人参しりしり
牛肉とごぼうのしぐれ煮
揚げ茄子の甘酢漬け
信州味噌を使ったお味噌汁

手作りのものはカラダが潤う感じがする!


新しい仕事が始まったらきっと、こんな悠長なこと言ってられないだろうけど、、
また振り返ってみた時に、働いてきて良かったな〜とか価値観を見直してみるなど、自分を見失わないようにしながら、
私らしく頑張ろう。

と余裕があるうちに今の気持ちを記しておきます。

Jessica

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