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子供たちの写真は、一生涯の財産である

…と、思う。

1人目が産まれてから写真を撮り始め、「子供の写真ってなんて可愛いの、でも実物の方がずっと可愛いのだから、もっともっと可愛い写真が撮れるはず!!!」なんて思いながらシャッターを切り続けてはや3年、すっかりカメラ沼にハマってしまった。
最近カメラを買い替えたこともあり写真熱が上がっているので、考えていることをつらつら書いていこうと思う。

思い出の大半は忘れてしまう

子育て中は時空が歪む。
家事に、仕事に、子供の相手。
気が付いたら一日が終わっているし、なんなら1ヶ月、いや1年くらい過ぎている。
もちろん誰にとっても時間は平等に流れているのだけれども、私の周りだけ時空が歪んでいるのでは?と思ってしまう程度には目まぐるしい。

抱っこで眠った時の無防備な寝顔とか、睡眠中に突然ニコって笑った顔の可愛さとか、寝返り練習中の反り返りすぎな体勢とか。
こんな可愛い姿、絶対一生忘れるまい…とその一瞬だけは思うけれども、残念ながらそうでもない。

人は忘れる生き物である。

少なくとも私は、
覚えておくことより、忘れることの方がはるかに得意だ。

写真を見返すと、思い出が蘇る

その点、写真は素晴らしい。
データが消えない限り、情景を永遠に残してくれる。

何より1枚の写真をきっかけに、様々なことが思い出せる。

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離乳食はバナナの時だけ大口が開いて、体も前のめりだったんだよなあ、でもほうれん草は全く口が開かなかったし、口にねじ込んでも出てきたなあ、とか。

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初めての鉄博では、はしゃいで歩き回った結果、帰りの電車では駅に着いても起きなかったな、とか。
この頃は本当に電車が好きで、電車柄のTシャツしか着てもらえず、仕方なく無地のTシャツに電車の刺繍をして着せてたっけな、とか。

忘れたくない、子供たちの姿。
覚えておきたい、たくさんの思い出。

これからもどんどん増えて、そして時間がたつにつれて思い出せる深さも減っていくんだろうけど、たくさん写真を撮って、何度も見返していきたい。
老後は撮り貯めた写真を毎日眺めて、思い出に浸りながら余生を過ごしたい。

そんなことを考えながら、今日もカメラを持っている。


#カメラのたのしみ方 #写真 #育児 #子供

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