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〈好きなもの〉 iittalaのアテネの朝

フィンランドのヘルシンキにある、イッタラ&アラビアデザインセンターにて購入した「アテネの朝」。
いつ割るんやろ…とビクビクしながらも数年、わたしの窓際にいてくれています。

これは3本セットで売られているガラスのオブジェ、というかウインドチャイム。風に揺れるとお互いが触れ合って、まるで教会の鐘のような音がします。
高くもなく、うるさくもない、でもしっかりとした音で、日本のガラス風鈴のような繊細さはないけど、大変耳触りのよい美しい音。
ガラス越しに入る午前中の光も、夕陽にうつるガラスの影も美しく、毎日見ていても飽きません。
ガラス好きにはたまらない一品ではないでしょうか。

天井から針金で吊っています

わたしはこれを2箱買い、ドイツに持って帰るのに絶対に手荷物にせねばならず、規程内とはいえ規定ギリギリのデカさ、大変かさばる感じになってしまいました。
しかし手荷物検査のおっちゃんは中身を見るなり、「これは手荷物やわ!手荷物にせなあかんわ!いい買い物したね」と言ってくれて、機内でもCAさんが「割れたらアカンからね」と大事に取り扱ってくださったのも良い思い出。

日本に帰国する時は、割れるのを覚悟で船便で送りましたが、6本全部無事に到着しました(日通さんありがとうありがとう)。
時々ふきふきしないとガラスがくすむし、頭をぶつけないよう気をつけないといけないけれど、わたしの部屋になくてはならない相棒になりました。

これから少しずつでも、自分の好きなものについて書いて行きたいと思います。
もし、どなたか共感してくださる方がいたら、うれしいな。

照明の光もふんわり写して美しいです

以下はイッタラ公式ウェブサイトから転載。
[フィンランドデザインのレジェンド、カイ・フランクがギリシャに旅行した際、日曜の朝に聞いたギリシャの教会の鐘の音にインスピレーションを得て、1954年にデザインされました。その後、生産中止、再生産を繰り返しましたが、カイ・フランクの生誕100周年にあたる2011年に復刻され現在に至ります。
ペンダント型の美しいガラスのオブジェは3本セットになっていて、風に揺れるとぶつかり合い優しい音色を奏でます。また、窓辺や暖炉の側など、光の当たる場所に飾るとその美しさがより一層際立ちます。]

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