![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143180244/rectangle_large_type_2_4f89f2e6e17b3ccab6a2f6cac0654787.jpeg?width=800)
〈好きなもの〉 iittalaのアテネの朝
フィンランドのヘルシンキにある、イッタラ&アラビアデザインセンターにて購入した「アテネの朝」。
いつ割るんやろ…とビクビクしながらも数年、わたしの窓際にいてくれています。
これは3本セットで売られているガラスのオブジェ、というかウインドチャイム。風に揺れるとお互いが触れ合って、まるで教会の鐘のような音がします。
高くもなく、うるさくもない、でもしっかりとした音で、日本のガラス風鈴のような繊細さはないけど、大変耳触りのよい美しい音。
ガラス越しに入る午前中の光も、夕陽にうつるガラスの影も美しく、毎日見ていても飽きません。
ガラス好きにはたまらない一品ではないでしょうか。
![](https://assets.st-note.com/img/1717673508312-nypbXgDCQS.jpg?width=800)
わたしはこれを2箱買い、ドイツに持って帰るのに絶対に手荷物にせねばならず、規程内とはいえ規定ギリギリのデカさ、大変かさばる感じになってしまいました。
しかし手荷物検査のおっちゃんは中身を見るなり、「これは手荷物やわ!手荷物にせなあかんわ!いい買い物したね」と言ってくれて、機内でもCAさんが「割れたらアカンからね」と大事に取り扱ってくださったのも良い思い出。
日本に帰国する時は、割れるのを覚悟で船便で送りましたが、6本全部無事に到着しました(日通さんありがとうありがとう)。
時々ふきふきしないとガラスがくすむし、頭をぶつけないよう気をつけないといけないけれど、わたしの部屋になくてはならない相棒になりました。
これから少しずつでも、自分の好きなものについて書いて行きたいと思います。
もし、どなたか共感してくださる方がいたら、うれしいな。
![](https://assets.st-note.com/img/1717673717362-Sq3wp6lzhQ.jpg?width=800)
以下はイッタラ公式ウェブサイトから転載。
[フィンランドデザインのレジェンド、カイ・フランクがギリシャに旅行した際、日曜の朝に聞いたギリシャの教会の鐘の音にインスピレーションを得て、1954年にデザインされました。その後、生産中止、再生産を繰り返しましたが、カイ・フランクの生誕100周年にあたる2011年に復刻され現在に至ります。
ペンダント型の美しいガラスのオブジェは3本セットになっていて、風に揺れるとぶつかり合い優しい音色を奏でます。また、窓辺や暖炉の側など、光の当たる場所に飾るとその美しさがより一層際立ちます。]
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?