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Social Withってなんだ?


こんにちは。Social With担当者です。初回の会社紹介を読んでくださったみなさま、ありがとうございます。(初投稿でフォロワー5人以上つくとは担当も予想していませんでした!) 
 
前投稿の最後に予告した通り、今回はいったいどんなことを私たちがnoteで発信しようとしているのか、ご説明いたします。中々本題にはいらずすみません。しっかりと“レール”を敷いて説明したくなる性分でして…

ソーシャルビジネスのこれから

少し復習にはなりますが、jekiではソーシャルビジネスビジネス、特に地域創生事業に力を入れています。

広告会社の地域創生事業への関わり方はさまざまです。地域の特産物を企業とコラボしてPRしてみたり、伝統工芸をアーティストとコラボして現代のデザインを取り入れてみたり…いろいろな角度からその地域を盛り上げようとチャレンジしてます。

地域創生事業に興味があってもっと知りたい方はjekiのソーシャルビジネスオウンドメディアもご覧ください。

異業種が出会うことで起きる化学反応

なぜ自治体と広告会社は手を組んで地域おこしに取り組むのか。

例えば観光業のビジネスモデルはどんなものでしょう。おおよその方は、観光客にモノ、サービスを提供し、その対価を収益とする、という形を想像されると思います。もちろんそれは一社だけでなく、その観光地に点在するすべての事業者が同じ形で営業を行っていくので、全事業者がライバル関係にあたるわけですね。どの事業者も、いかに自分のお店の商品を売るかに力を入れます。しかしながら、競争しているだけではいつかどちらかが廃業、あるいは共倒れでみんな廃れる、なんて未来もあるでしょう。

それは観光業だけに当てはまることではありません。地方創生事業でよく話題にあげられる伝統産業もその一つです。伝統産業は後世に伝えていくべき貴重な財産。特定のファンだけが買うコアな市場というイメージの定着や、後継者不足で気が付いたら全事業者衰退、なんてことは避けるべきです。同業者同士で協力し、より良い商品をつくる、業界再生のために一緒にビジネススキームを考えていくというようなことが必要になってくるはずです。それができれば伝統産業は未来永劫継承されていくのですが、現実はなかなか難しいものです。

どうやって時代に合わせて技術を残していくのか、どんなマーケットを狙えばこれからも生き残れるのか、同業者とどう向き合っていけばいいのか、目標を実現させるためには考えることがたくさんあります。

そのお手伝いができるのが私たち広告会社だと思います。

私たち広告会社はクライアントの商品の魅力を伝えるためにはどんな伝え方がいいか、その商品は本当にクライアントがターゲットとしている層にささるのか?第三者の視点で考え、より良いコミュニケーションを考えることが仕事です。

当事者たちだけでは気づかなかった問題点やその業界の常識に縛られ、見えなかったものを私たちが提示することで、新しい発見につなげられると思います。未来を見据える地方創生において、同業他社はライバルではなく、協業関係である。そのハブになることが私たちにできると捉えています。

ちなみに広告会社ではありませんが、「私たちが目指したいことってこうだな。」ということをやっている京都のインバウンド向けフリーペーパー「ENJOY KYOTO」の編集長さんとの対談記事が今月頭に中之島サロンの連載として公開されました。こちら一読いただけると、私たちの理想をより一層理解いただけると思います。

中之島サロン VOL.18 
京都の「今」を発信するメディア『ENJOY KYOTO』がつなぐ、人と情報の輪

だから、つながろう。

さて、ここまでの話でなぜnoteのトップに「つながろう。」と掲げているのか分かっていただけたのではないでしょうか。

例えば、観光のためのまちづくりではなく、観光によるまちづくりをする。まちづくりにとって観光を「目的」ではなく、「手段」にすることで地域への還元を拡大していき、同業種間における食い合いという負のインパクトは小さくする。新しい変化は同じ仲間同士、あるいはまったく別の業種の仲間と一緒に仕事をすることでもたらされるのではないでしょうか。

新しい縁が新しいビジネスを生む、そんな変化を生み出すために、私たちは周りの人のハブとなり地域間、ときには地域を超えたつながりをつくっていきたいと思っています。
そのためのコツを考え、ヒントをみつけることで自分たちのビジネスだけでなく、周囲のビジネスにも良い影響を与えることができたらと思います。目的はちがっても、同じ目標達成で互いの目的を達成できるような仕組みづくりのヒントを、このnoteを通して皆さんに紹介していきます。

noteを通して発信していく私たちの意見が、だれかのビジネスヒントになってくれることを願っています。

次回からはようやくトピックス紹介に入ります。
記念すべき第一回目のテーマは「食」です。

【キービジュアルについて】
関西エリアの各都市・人がつながっていく、という思いを表すために、関西の都市を点で表し、線でつなぐことによって関西をかたどったキービジュアルを掲げています。



#地方創生
#ソーシャルビジネス
#SocialWith
#競うより手を取り合えば広がる輪