人の漫画を勝手に捨てる人

バイト先で、
「いつも明るいけど、怒ることあるの?」
と聞かれるほど(自称)穏やかな人間だが、
私にも沸点がある。

それは、大事にしているものに干渉されたときだ。

例えば、小さい頃から大事にしている漫画を「邪魔だから捨てなさい」と言われること。
大事にしている缶を、勝手に捨てられること。
好きで関わっている人と「関わるの辞めたほうがいいよ」と言われること。

何が嫌かって、私の大事なものを分かってくれていないということ。
私という人間は、あらゆる大事なものを抱えて生きている。
人を尊重し、信用する、というのは、そういう大事なものを理解し、尊重することだと思っている。
干渉されると、「ああこの人は私のことを全く分かってないし、軽視しているなあ」と感じる。
その結果、悲しいしムカつくというわけだ。

だから、過干渉な人とはうまくいかない。

というのも、「そういうの言われると嫌だなぁ」と伝えても、
改善されることがあまりないからだ。
そして、それを傷付けずに伝えることを試行錯誤するのも面倒だからだ。

そういうわけで、私が何していようが「いいねそれ〜」と言ってくれる人で周りを固めている。

しかし。
友人は選べるが、親は選べない。

親は驚くほど簡単に地雷を踏んでくる。
「アンタ本ありすぎじゃない?捨てなさいよ」
と簡単に言ってくる。

「あぁ、あのボロボロなぬいぐるみ?捨てといたわよ。ゴミでしょう?」

沸点超えるどころか、頭がおかしくなりそうだ、こんなセリフ言われたら。

しかも私の親、主に地雷を踏んでくるのは母なんだが、
母は、
「これが私にとってとっても大事なもので、私が管理しているから、
私がゴミがどうかは判断する。あなたは干渉しないでくれ。」
と私が噛み砕いて伝えても、
「はいはい、知ったこっちゃないわよそんなの。」
という態度でくる。

最近あまりにもそういうことが多く、
私の説明が下手だったかと思い、母の大事なものに例えることにした。

「お母さんが持ってる韓国ドラマのDVD、ダンボールであるよね。
最近見てないけど捨ててないでしょ?
それを私が勝手に捨てたら嫌だよね?
私の漫画もそれと同じなんだ。
私がゴミだと判断したら捨てるから、お願いだから干渉しないでほしい。」

三日後、私がそれなりに大事にしているものを母は勝手に捨てていた。

よろしい、ならば戦争だ。

私も母の韓国ドラマDVDを捨てようと思う。
より厳密に言うと、ゴミ捨て場に置く瞬間を見せてやろうと思う。
母が必死に止めてくることを期待している。

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