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金時山と夕日の滝は春の風が吹いていました

金時山から夕日の滝ルートを歩きました。
箱根湯本からバスの同乗者は7〜8人。意外と少ないです。その中で親子連れのお父さんが女の子に言いました。
「パパは眠るので美術館の最寄りのバス停に着いたら、起こしてね。」
「どうして未来のことが分かるの?」と上手に切り返した女の子。バスが走り始めたら見事にお父さんの膝の上で眠っていました。確かに未来はわかりません。空き席だらけの長閑なバスだからこその光景でした。
金時山登山口の最寄りのバス停での降りる客は私だけ、バス停は閑散としていました。

登山道に入ってからも誰ともすれ違いません。大涌谷が見える空き地にも私だけでした。

今回は頂上も閑散としていて、昼食は頂上で食べられるかと思いました。しかし、頂上付近で「そこそこソコが頂上だよな」と思うあたりですれ違うハイカーが多くなり、頂上でオブジェの写真を順番待ちをして撮りました。

今回は頂上は通過点なので先を急ぎます。昼食は夕日の滝に向かう途中の広場にしました。そのための下山ルートは登山道が細すぎて階段になっています。

狭いところですれ違うときにお互いに声を掛け合いながら、道を譲り合う。多すぎると大変です。今日はハイカーの人数もボチボチで丁度よい春の日でした。
ある程度ひらけた場所でのお弁当を食べました。 

夕日の滝へのルートは下りが続く小径です。途中にはこんな案内板があります。

そして、こんな沢を渡ります。

それなりの飛び石です。そうして辿り着いた夕日の滝では滝壺に入って、滝行の修行をしていました。

「寒くないですか?」と聞いたら、「真冬の雪の日も入っているので分からない」と教えてくれました。水の温度を手をつけて確かめてました。指先から体の芯にまで届く冷たさでした。
滝へと向かう小径を歩くこのコースは真冬の厳しさ、真夏の猛烈な暑さがない春の時期がやはり最も楽しいです。
#ハイキング
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#夕日の滝

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