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鬼滅の刃 無限列車篇

流行りになんて乗らないぜ!と思ってたんですけど、あまりに話題なので観ました。

めっちゃくちゃ良かったです。
原作読んでから観たんですけど、めっっっちゃくちゃ良かったです。

というか原作も良いですね。
私は生粋のジャンプ育ちなんですが、良い意味でジャンプらしくないというか、ジャンプにありがちな一つの章が長い問題がなくてテンポよく進むんですね。

だから漫画だとテンポ良過ぎて、ナルトのイタチ篇とかワンピースの過去篇とかみたいに感情移入しにくいんですよね。

それが映画化して音や動きや間が加わることで、わかりやすく感動させてくれるんですよね。
見開き1ページにこんなに感動が詰まってたんだ、っていう……

映画って感動をつくるコンテンツの頂点だと思ってるんで、しっかり“映画化”されてて最高でした。

戦闘シーンもかっこよかった。


ジャンプで字を学んだというレベルのジャンプっ子なんですが、主人公が最初に決意したことがはっきりしてるほど売れるんですよね。

ルフィの“海賊王に、おれはなる”
ナルトの“この里の火影になってやる”
炭治郎の“禰󠄀豆子を人間に戻す”
だから強くなるぞっていう根拠がしっかりしてると面白いんですよ。

で、鬼滅の刃ってそこに人間臭さが加わるというか。
漫画ってよく、ヒーロー型と共感型があるって言いますけど、炭治郎はたぶん共感型に近いんじゃないかなと思います。
王道の少年漫画にしては珍しいですよね。

みんなを守りたいのに俺はこんなに弱い、とか
煉獄さんみたいになれるかなぁ、とか
弱音ダダ漏れで。

わかりやすくていいなぁと思います。
登場人物の行動や感情がわりと言葉になっていてわかりやすいので子供ウケも良いんだろうなと。
テンポ良い割にスッと頭に入ってくるんですよね。易しい。


とにかく、映画見始めたときは煉獄さんね〜くらいだったのが、劇場出る頃には
煉獄さん………ッッッ!!!!!!!!!煉獄さッッッ……!!…………!!!!
くらいにはなります。


映画化ね〜って斜に構えてる人は観に行ってください。
人気の出るものってそれなりの理由があるので、大抵面白いです。

映画館で観た方がいい映画だと思います。
没入感がね、大事です。

心に炎を灯せ🔥

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