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ロゴデザインの言語化トレーニング (備忘録)


  はじめに
 

 デザインの大先輩に「デザインは言語化していった方が良い」というアドバイスをいただいて、少しずつ言語化することにしました☺️
 また好きなロゴデザイナーさん達も言語化して記事にされているので、私も自身のトレーニングのために言語化を始めました。
 正直に言うと、言語化は苦手ですが、これから少しずつトレーニングしていこうと思います。

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 制作実績:オンライン受験塾のロゴ制作

 https://tonarini-coach.com/media/

 受験コーチング塾「となりにコーチ」様とは、ありがたいことに、2021年2月より継続してデザインの仕事をさせていただいております。

 今回は「志望校合格へ「最短ルート」を示すメディア」”stapedia”のブログのロゴを作成させていただきました。

「stapedia」というブログサイトの名前は決まっていましたので、まず、代表とzoomミーティングを何度か行い、このブログページのターゲット層や目指したい方向性をお聞きしました。

「トンマナはページに合わせつつ、どちらかというとスタイリッシュで親しみやすさも兼ね備えたロゴ」「ターゲット層は現役の学生」「独自のデザイン」ということでした。

 まず、ノートに鉛筆でラフ案を描きつつ、「受験、勉強、知識欲、合格、目指す、学生、本、勉強法、モチベーション…」等、今回のキーワードを書き出してみました。
 また他の受験系の塾やサイトはどういったロゴや雰囲気のサイトのデザインをしているのかの競合リサーチも行いました。(主にPinterestで探しています。)

 そこから暖色系の鉛筆と閃きをモチーフにしようと決め、Illustratorでラフ画のトレースを行い、そこから一から図形ツール等を使い形を作成しました。

 最初は赤のベタ塗りだったのですが、より洗練された雰囲気を出すために、バランスを見ながらグラデーションをかけることにしました。

 (今回途中経過を記録していなかったので、分かりづらくて申し訳ないのですが、)
 最初、「閃き」の部分を電球マークにしたり、もっとギザギザした閃きマークを描いていたのですが、最終的にここでシンプルな5つの線で表現する閃きマークに落ち着きました。

 また普通の鉛筆から下部を積み木のイメージに変化させました。積み木のイメージは「知識を積み上げる」イメージで採用しました。
 文字部分のフォントもスタイリッシュさを感じさせつつも、親しみやすさが感じられる(丸みや角っぽさのバランス)良いバランスのものを選び、細部や文字間を微調整させました。

 ここにきて、文字とマークを組み合わせたものを眺めて、シンプルでまとまりは良い感じはしていたのですが、どこにでもあるような平凡な、どこにでもありそうな、感じがしていました。

 独自性を出せて、尚且つすっきりとしていて、意味にもっと深みを出したいと考え、「ここのオンライン塾で得られる思考法は受験勉強を攻略するのはもちろんのこと、思考法自体を学ぶことによって、人生を攻略するにも将来絶対に役に立つ→ひいては可能性を無限に広げることができる」という考えに至り、無限マークを加えました。

 またこの無限マークを加えることで、鉛筆全体に灯台のイメージを併せ持たせました。
 「この灯台が合格や、正しい思考法に導く」、というイメージです。

 最後に”stapedia”の”i”も同じ鉛筆マークをモチーフにしました。少し遊びの部分も加えて柔軟な感じや、考える楽しさや親しみやすさを加えました。


 まとめ
 
 今回は作成して納品した後、時間が経てから記事を書いたので、途中経過の図がないのですが、これからはもっと細かく記録をして言語化していこうと思います。

 作成の過程を言語化することで、より自身もステップアップでき、お客様にも満足できるものを納品できると思うので、言語化は苦手ですが、トレーニングしていこうと思います。
 当面の目標はもっと論理的に語れるようになること、です^^;

最後までお読みいただきありがとうございました!


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