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ロゴデザインの言語化トレーニング (備忘録)


  はじめに

 デザインの大先輩に「デザインは言語化していった方が良い」というアドバイスをいただいて、少しずつ言語化することにしました☺️
 また好きなロゴデザイナーさん達も言語化して記事にされているので、私も自身のトレーニングのために言語化を始めました。
 正直に言うと、言語化は苦手ですが、これから少しずつトレーニングしていこうと思います。

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制作実績:占い総合サイトのヘッダーロゴ、snsロゴ

https://fortune-dictionary.net/

 今回のご要望は、
 占いサイトのヘッダーロゴ、snsのアイコンに使用するロゴでした。
 事前にクライアント様から「開いた本と円の図」を使用して欲しい、との依頼がありました。また「ヘッダーの画像の太陽は夏至の太陽のイメージ」なので、そのイメージを大切にしたいということでした。

 
 まずは夏至の太陽のイメージをインターネットで調べました。
 夏至の太陽は普通の太陽よりも、光のイメージが強い、明るいイメージが強い、「力のある光」がテーマだと思い、色をエネルギッシュな黄色みのオレンジに設定しました。

 (今回ラフ画を記録していなかったので、分かりづらくて申し訳ないのですが、)そこからラフ画を描き、開いた本と円のイメージの大体のバランスを考えた後、イラストレーターを使い、下書きを図にしていきます。

 今回は夏至の太陽のイメージの円を最初に考えました。
ベタ塗りではなく、広がりのあるグラデーションで光が満ちていくイメージを作りました。
 その下にシンプルな線のような形で表現した本の図を配置しました。
 
配色に迷った時は下記のサイトにお世話になっています^^カラーコードを入力すると、その元に合う色が選ばれていき、Like or Dislike で、色の組み合わせを直感的に選べます。 

https://www.palettable.io/FF5C77

 また、文字の部分は今回「貂明朝」をもとに、作成しました。
 「貂明朝」は明朝体の中でも、可愛さや親しみやすさが感じられるフォントです。堅すぎず、動きがあり、角にも丸みがあり、そして個性も感じられる。
 そんな素敵な魅力のあるフォントです。
 文字なのに、生き物のような、そんなフォントです。

 「躍動感のある手書きの文字の特徴に加え、江戸時代の瓦版印刷に見える運筆の特徴も取り入れている」
そうです。
( 引用元: https://blog.typekit.com/alternate/ten-mincho/)

 
 もう一度クライアント様のサイトを拝見すると、色々な種類の占いの説明や様々な占い師さんが在籍されていたので、縁を繋ぐ意味をこめて、「結ばれたリボン型のような、無限のマークのようなもの」を入れることを提案しました。
 「タロット占いにも∞マークが出てくるので、ぜひ採用したい」とクライアント様も提案に賛成していただけました。

 文字部分にも、リボン型(=縁結び)をバランスを考えながら加え、細かい部分の調整をして全体を整えました。

   まとめ
 
 今回は作成して納品した後、時間が経てから記事を書いたので、途中経過のラフ図がないのですが、これからはもっと細かく記録をして言語化していこうと思っています。

 占いは自身も興味があって知っている分野だったのですが、これからロゴ制作をしていくには、やはり様々な分野の業種を知っていくことが大切だと思うので日頃から、アンテナを貼って興味を持っていこうと思います。

 作成の過程を言語化することで、より自身もステップアップでき、お客様にも満足できるものを納品できると思うので、トレーニングしていこうと思います。
 当面の目標はもっと論理的に語れるようになること、です。それに関する書籍も、もっと読んでいこうと思いました。

最後までお読みいただきありがとうございました!


フォントが好きな方におすすめの本です!
漫画で楽しみながらフォントのことや、歴史を学べます^^/ 何度読んでも楽しい本です^^


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