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階段から落ちて肩骨折した話


これ、この前書いたやつなんだが、写真に注目してほしい。

壊した扉と、奥の扉の間に階段がある。
そこを降りようとして、手前の残骸に足を引っかけて頭から落ちた。
それだけの話で、自業自得というわけだ。

不幸中の幸いというか、死に損なったというか、どちらともとれるけれども、頭蓋や頸椎には一切損傷なし。顔面を打ったのと、右肩(しかも利き手は左手なのだ)の脱臼・骨折だけで済んだ。
昨今の環境から顔面の傷はマスクで隠せるため、問題は骨折くらいなものだ。

で、今は入院中である。明日手術をすることになっているからだ。
特段手術を受けることだとか全身麻酔を受けることだとかに不安はなく、むしろ周囲が騒ぐものだから結構うっとうしさはある。

あと右肩動かせないからタイピングが痛い!!

まぁその程度だ。
手術に関しては、朝の仕事へ行くときの憂鬱さよりはよほど気楽である。

一応仕事の携帯を持ってきているが、明日手術で入院中なんですというと、みんな優しくなる。優しくしてくれた人には、復帰後、最善を尽くして遅れを取り戻そう。

つーか仕事の連絡多すぎな。やっぱうちの会社、仕事が属人化しすぎだわ。


さて、とりあえずは利き手に点滴を入れられる前に(どうせ手術が右だから左に入れられるだろ!いやだなぁ)やりたいことをできるだけやることにする。
仕事の電話にうんざりしながらも、積んでた文庫本は一冊消化できたし、新書にもこれから取り掛かれそうだ。

音声入力でざっと下書きができないのと、さすがにいつものキーボード持ち込むほどじゃないからノートのキーボードなのが、病院での不満かな。
致し方なし。

とにかく、入院して手術というだけでみんな優しくなるのが笑っちゃう。
うつ状態の診断書を提出したときには気にも留めなかった割にな。
身体的な不調なら視覚的にもわかるからな、それは仕方がないかもしれないが、こういったことへ、“共感はしなくていいから理解を示し”てほしいものだ。

明日はたぶん今以上に痛いだろうから一応覚悟はしておくけど、心的負担が一切ないのがほんとうに驚きである。これは普段からそれだけの負担がかかり続けていたことの証左ともいえよう。
そらそうだわな、体が痛いならただ我慢すればいいが、わけのわからないタスクが飛んできてそれを解きほぐして処理するのでは、雲泥の差だ。

おっと意外といい時間である。
もう一冊分読んでやろう。

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