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奢る奢らないは本質的問題でない話


SNSで時々騒がれる「奢る奢らない問題」
最近始まったものではないのに
決着はつかぬまま。

「女の子はメイクやエステに行ってお金がかかるんだから奢るべき」
「男女の収入が同じなら、奢る理由はない」
「奢りたいと思われる女になれ」
などなど、聞いたことあるような意見が
何度も掘り返され、繰り返され。

些細なことなように思えるテーマが
ここまで議論されるのもすごい話ですよね。

このテーマを見る度に考えること。
わたしなりの意見を
ちょっとまとめてみました!



この議論をしているのは誰か


まず、この議論は
「奢られたいのに、奢られなかった」
「奢られたくないのに、奢られた」
「奢りたくないのに、奢らされた」
という
誰かの不満から始まるものだと思うのです。

「奢ってもらえたら嬉しいなと思ってたら、奢られた♪」
「奢りたくて奢ったら、喜んでもらえた♪」
「自分で払うつもりだったけど、奢ってもらって嬉しかった♪」
このような人たちは
そもそも
この議論をしようと思わないわけです。

むしろ、こんな議論で何か結論を出されたところで
「なんだか野暮だなぁ」と感じるくらいでしょう。

つまり
この議論をしたい男女というのは
奢る・奢らないという経験において
”なんか思ってたのと違う”という
不満を抱えた経験があるということが前提になります。


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